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本書には、RAKUTOの最強メソッド「マッピング」という技術で、読解力をあげるための具体的方法が書かれています。一生モノの読解力を育てるために、子どもはどういう訓練をすべきか、またどうすればそれを楽しみながら出来るのか、親は何をどうサポートすべきかなどが、具体例と共に紹介されています。
▽AI時代の小学生が身につけておきたい一生モノの「読解力」
https://www.amazon.co.jp/dp/4788915960
■今最も必要とされる力は、「読解力」
いよいよAI社会がやってくる今、現代社会で存在する仕事の50%がなくなってしまうとも言われ、「子どもの将来が不安」「これからの教育はどうなっていくんだろう」という声が多く聞こえてきます。ですが、人間にしか出来ない仕事があります。それは、「創造性」と「コミュニケーション」が必要な仕事です。
AIは全く新しいものを生み出すことは出来ないため、新しいものを生み出す「創造力」「コミュニケーション力」を持ち合わせている人こそ、新時代で活躍できるでしょう。特にここでいう「コミュニケーション力」とは、相手に何が求められていて、何を創り出せばいいのかを、しっかり把握出来ること。つまりは、「相手が何を伝えたいのか」「何に困っているのか」をつかめる、「読解力」なのです。
またこの「読解力」は、授業で先生の教えを正確に受け取れたり、テストで何を聞かれているのかを判断出来るため、成績にも直結しています。全教科に使えれば、成績も上がる上に、将来にも必ず役に立つ能力なのです。
■「読解力」を磨けるのは、小学生のうち
「読解力」とは、国語の力だけをあげるためのものではありません。算数や理科など、一見関係なさそうなものにも大きな影響を与えるものです。著者の福島 美智子さんと福島 万莉瑛さんは、運営するスクールで、「読解力」を磨いた結果、全教科が伸びていく子ども達を数多く見ています。その結果、中学受験の第一志望合格率が90%超となり、超難関校にも合格者を多数出しているほか、IQ200超の子ども 達も複数輩出しています。(小学生の平均IQは100程度)
この「読解力」とは、「語彙力+要約力」から構成されるということですが、小学生の頃から鍛えれば、どんな子どもでも身につけることが出来るそうです。ただし中学生になってしまうと、親やまわりのいうことを素直に聞かなくなることもあって身につけにくくなり、読解力を持たずに自分の頭で考える訓練をしないと、詰込み式で点数を取るしかなくなったり、勉強嫌いになってしまったりするといいます。
■「読解力」を磨く技術
著者の福島 美智子さんと福島 万莉瑛さんが「読解力を磨く技術」として推奨するのは、「マッピング」という方法。これは問題文や教科書にあるキーワードを図やイラストに変換して理解する技術で、各教科によって最適なやり方・書き方が異なります。
本書では、箇条書きになっている覚えにくい事柄を、楽しみながら図やイラストにまとめる方法や、各教科別のマッピングの方法が詳しく書かれています。また具体的な問題も入っており、学習参考書のように親子で取り組める課題もあるほか、中学受験にもよく出る60冊の書籍リストが掲載されており、この本で覚えたマッピング方法を試すことで、受験に備えることも出来ます。
受験を含めたこれからのAI時代を生き抜くために、この書籍で、ぜひお子さんのポテンシャルを引き出してあげてください。
■書籍概要
書籍名 : AI時代の小学生が身につけておきたい一生モノの「読解力」
著者 : 福島 美智子、福島 万莉瑛
発売日 : 2019年6月3日
出版社 : 実務教育出版
体裁 : 168ページ
価格 : 1,400円+税
URL : https://www.amazon.co.jp/dp/4788915960
関連HP : http://rakutogroup.co.jp/
◆著者 福島 美智子(ふくしま・みちこ) 経歴
脳科学学習塾RAKUTO 代表。20年以上、脳科学・心理学をベースにした児童向け教材開発に携わり、オリジナルの教育メソッドを開発。「ずっと通いたくなる」「楽しい環境のなかで天才脳が育つ」とクチコミで評判を呼び続け、RAKUTOに通う生徒の継続率は96%。平均25%といわれる中学受験の第一志望合格率は90%以上を誇り、難関校に多数合格者を輩出。また他分野で受賞する子ども達も出るなど、幅広い分野で才能の芽を育てている。
◆著者 福島 万莉瑛(ふくしま・まりえ) 経歴
脳科学学習塾RAKUTO教務部コンテンツ開発課課長。慶應義塾大学卒業後、オレゴン大学教育学部にて、小学生向けの教育学や課題解決型学習について専門的に学ぶ。その後カナダ・バンクーバーにて、世界基準の小学生・中学生向け英語指導資格等を取得。現在は、日本における英語教育指導のプロフェッショナルとして活躍中。