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パチンコ屋も分煙 東京・巣鴨のニュー太平 6月3日に喫煙ルームオープン



オープンする喫煙ルーム


設置した喫煙ブース(1)


設置した喫煙ブース(2)


設置した喫煙ブース(3)

東京の巣鴨駅前にあるパチンコ店ニュー太平(560台)は6月3日、店内に分煙ルームをオープンします。10人がのびのびとタバコを吸える空間となります。パチンコ店は改正健康増進法の施行により来年4月から原則禁煙となります。当社は法施行にさきがけて分煙を実現したいと考えています。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/184993/LL_img_184993_1.jpg

オープンする喫煙ルーム



喫煙ルームを開設するパチンコ店は新規の郊外店には先例がありますが、山手線の内側では初めてとなります。



タバコの煙に対する風当たりが強くなっていくなか、ニュー太平でも「隣の人のタバコの煙が気になる」、「隣の人が自分のタバコの煙に不快感をおぼえているのが伝わってくる」などの声が嫌煙家、愛煙家双方から聞かれるようになっていました。結果としてトイレでタバコを吸うお客様が増えていました。



そこで当店は昨年末から今年にかけて店内に小規模な喫煙ブースを複数台設置しました。結果、56%以上のお客様から好評をいただきました。トイレでの喫煙が減り、店内のタバコ臭さも明らかに緩和しました。この実績を踏まえ、今回、大規模な喫煙ルーム開設に踏み切りました。



喫煙ルーム内ではスマホの電源やWi-Fi環境も用意します。ゆっくりタバコを吸っていただけるようになります。



パチンコ店のお客様の喫煙率は58%(日遊協 調べ)を超えていると言われ、パチンコ店にとって禁煙・分煙は両刃の剣です。実際に店内禁煙にしたら売上が下がった例も報告されています。当店のアンケートでも全面禁煙には過半数のお客様が反対という結果も得られていました。総合的に考えて「禁煙」ではなく「分煙」を選択し、そのための実験を先行して実施してきました。



当店の分煙への取り組みは専門誌では何度か紹介されています。当店はパチンコ業界の聖地である上野に近いこともあり、「分煙のショールーム」として同業者が多く見学されるようになっています。今回の喫煙ルームの設置が業界の参考になり、「パチンコ=タバコくさい」のイメージ払拭にお役に立てれば幸いだと考えております。

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