RadiForce RX360
※オープン価格の製品は標準価格を定めていません。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/169584/LL_img_169584_1.jpg
RadiForce RX360
1. 概要
「RX360」は、病院内のPACS(Picture Archiving and Communications System:医用画像管理システム)上で患者の医用画像を表示する3メガピクセルカラーモニター「RX350」の後継機種です。
「RX350」の基本性能・機能を踏襲しつつ、「RX360」は、医師が医用画像をより効率的かつ快適に読影をするために、画像の関心領域をハイライト表示することで読影しやすくする「Point-and-Focus(ポイント・アンド・フォーカス)」や、1組のモニター・キーボード・マウスで2台のPCを自在に操作できる「Switch-and-Go(スイッチ・アンド・ゴー)」機能などを新たに搭載しました。
筐体ベゼル(画面の額縁)幅は、「RX350」の13.8mmから約46%削減した7.5mmの狭額縁を実現。モニター2面を隙間なく設置した際の画面間の距離がわずか15mmとなり、読影時の視線移動が滑らかになります。
2. 詳細
■読影作業の効率化を追求
「RX360」には、読影に快適な作業環境を提供し、作業効率を向上させるための当社独自の「Work-and-Flow(ワーク・アンド・フロー)」機能のうち、「Point-and-Focus(ポイント・アンド・フォーカス)」と「Hide-and-Seek(ハイド・アンド・シーク)」、「Switch-and-Go(スイッチ・アンド・ゴー)」の3つの機能を新たに搭載しました。
<Point-and-Focus機能で、すばやく集中>
Point-and-Focus機能では、マウスとショートカットキーの操作だけで、表示している医用画像内の気になる部分をすばやく選択し、輝度や階調を見やすいように変更できます。関心領域のみに焦点を絞ることで、読影に集中しやすくなります。
<Hide-and-Seek機能で、見たい時だけ表示>
Hide-and-Seek機能は、「RX360」の画面上に他モニターの画面を重ねて表示するピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)機能です。モニター前面に装備されたOSD(オンスクリーンディスプレイ)ボタンを押して使う一般的なPinP機能と異なり、マウスカーソルやショートカットキーの操作で表示、非表示が行えます。例えば、表示中の医用画像とは異なる種類の検査画像や過去の検査画像を参照したい場合は、マウスカーソルを「RX360」画面の所定の位置に移動させるだけで、検査リストが表示され、他の検査画像を選択できます。このため、検査リスト表示用のモニターが不要となり、その分の導入コストや設置スペース、電力消費の削減にもつながります。
<Switch-and-Go機能で、途切れない操作>
Switch-and-Go機能では、モニター・キーボード・マウス切り替え機能で、読影用PCと電子カルテ用PCそれぞれに必要だった2組の高精細モニターと、キーボード、マウスを1組に集約できます。マウスカーソルを画面の所定の位置に移動させるだけで、操作したいPCの画面・マウス・キーボードの操作に自動的に切り替わるため、それぞれのPCごとにキーボード・マウスの持ち替えとモニター前面への移動が不要になり、作業効率が向上します。また、モニター・キーボード・マウスが1組不要になるため、デスク上の作業スペースが広がり、整頓された快適な読影環境を実現します。
■視線移動が滑らかな狭額縁
「RX360」は、幅7.5mmの狭額縁と、額縁と画面の高低差2.5mmを実現。これにより、モニター2台による画像比較時の視線移動が滑らかになります。
<展示会情報>
当社は、2018年11月25日(日)~29日(木)に米国シカゴのMcCormick Placeで開催される「第104回北米放射線学会(RSNA 2018)」で当製品を展示します。
本製品は医療機器ではありません。EIZO、RadiForceはEIZO株式会社の登録商標です。
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