[大賞]賈樟柯(ジャ・ジャンクー)
[学術研究賞]末廣 昭(スエヒロ アキラ)
[芸術・文化賞]ティージャン・バーイー
昨年の授賞式の様子
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/157816/LL_img_157816_1.jpg
[大賞]賈樟柯(ジャ・ジャンクー)
福岡アジア文化賞ホームページ: http://fukuoka-prize.org/
昨年までに27カ国・地域の109名の方に賞をお贈りし、福岡アジア文化賞の受賞後にノーベル賞を受賞されたムハマド・ユヌス氏(バングラデッシュ)や莫言氏(中国)をはじめ、多くの素晴らしい受賞者を輩出しております。
5月30日に今年の受賞者が決定しましたのでお知らせします。また、9月には受賞者を福岡にお招きして、授賞式や市民フォーラムを以下のとおり開催いたします。授賞式及び市民フォーラムへの参加申し込みはホームページ上で受付けています。( http://fukuoka-prize.org/contact/apply/ )
【大賞 賈樟柯(ジャ・ジャンクー)(48) JIA Zhangke】
中国/映画監督
◆21世紀の中国を代表する映画監督
◆故郷の山西省をはじめとする地方の都市を舞台に、急激な経済発展をとげる中国社会の歪みの中で、苦悩しながらもしたたかに生きる人々、特に若者たちの抱える閉塞感や希望を描いた作品が特徴
◆北京電影学院の卒業作品がベルリン国際映画祭最優秀新人監督賞や最優秀アジア映画賞をダブル受賞したほか、その後、作品の多くが国際的に高い評価を受け、ヴェネチア国際映画祭グランプリ(金獅子賞)やカンヌ国際映画祭脚本賞も受賞
【学術研究賞 末廣 昭(スエヒロ アキラ)(66) SUEHIRO Akira】
日本/経済学者・地域研究者(タイ)
◆日本におけるアジア経済研究の第一人者。タイ経済研究を基盤として、アジア全体の工業化や経済実態を解明
◆初期の代表作であるCapital Accumulation in Thailand 1855-1985(1989年)は、長期におけるタイの資本蓄積を多くの文献と現地調査により実証的に明らかにし、国際的に高く評価
◆みずほアジア人材育成基金運営委員長、大平正芳記念財団運営・選定委員会委員長等を務め、アジアと日本の交流と相互理解に尽力
【芸術・文化賞 ティージャン・バーイー (61) Teejan Bai】
インド/パンダワーニー奏者
◆古代インドの叙事詩『マハーバーラタ』に基づく歌語りである「パンダワーニー」を現代に伝える第一人者
◆インド大統領から授与される最高位の国家勲章の一つである「パドマ・ブーシャン章」及び「パドマ・シュリー章」を受賞
◆先住民出身であり女性であることで二重にインド社会から差別されつつも、類まれな天賦の才と強い意志をもって歌い続け、その成功によって女性たちや虐げられた人々に勇気と励ましを与え続ける生きる伝説
○受賞者に関する情報は、福岡アジア文化賞ホームページにも掲載します。
福岡アジア文化賞URL: http://fukuoka-prize.org/
○受賞者に関する写真は、同ホームページのプレスルームサイトからダウンロードしてご利用いただけます。
プレスルームURL: http://fukuoka-prize.org/press/ph_material.php
【2018年(第29回)福岡アジア文化賞「授賞式」と「市民フォーラム」の参加者募集開始!】
5月30日から、以下の「授賞式」と「市民フォーラム」の参加者を募集します。
福岡アジア文化賞を“実感”する絶好の機会です。
◆授賞式
2018年9月20日(木)18:30~20:00
アクロス福岡 1階 福岡シンフォニーホール
◆市民フォーラム
市民のみなさまに、受賞者による基調講演やパフォーマンス、パネリストとの対話などによって、受賞者の研究や業績、活動をわかりやすく解説します。
◎大賞受賞者 賈樟柯(ジャ・ジャンクー)氏
「賈樟柯の映画の原点:中国の“いま”を撮る」
9月19日(水)18:30~21:30/ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
◎学術研究賞受賞者 末廣 昭氏
「私のアジア経済論40年:キャッチアップ型工業化論からデジタル経済論へ」
9月22日(土)11:00~13:00/福岡市科学館 6階 サイエンスホール
◎芸術・文化賞受賞者 ティージャン・バーイー氏
「パンダワーニーの世界:インド古代叙事詩の歌語り」
9月22日(土)16:00~18:00/福岡市科学館 6階 サイエンスホール
*授賞式、市民フォーラムの詳細や申込み方法についてはこちら↓をご覧ください。
福岡アジア文化賞申込みURL: http://fukuoka-prize.org/contact/apply/