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図面比較システム「MIIDEL」にAIによる自動解析機能を搭載 ~目視では判別しにくい小さな差異を効率よく検出~



【参考資料 1:MIIDELによる間違い探し】


参考資料 2:自動解析機能のイメージ図


【参考資料 3:仕様書の比較】


【参考資料 4:写真比較(難易度高めの間違い探し)】

情報セキュリティ分野における研究開発型ベンチャー企業である株式会社TRIART(読み:トライアート、本社:福岡県飯塚市、代表取締役社長:今津 研太郎、以下 TRIART)は、当社の画像解析技術を応用した図面比較システム「MIIDEL」(読み:ミーデル)に、この度AI(人工知能)画像解析による特徴検出と歪み補正機能を搭載し、新たに「MIIDEL version 3」としてサービス提供を開始いたしました。



MIIDELは新旧図面・書類のチェック作業において、目視判別が困難な変更点の見落としをなくす図面比較システムです。2016年4月にリリース以降、すでに200社以上の企業様に導入されてます。建築業界を中心に図面差異を検出する業務現場での図面の変更点チェック、積算図と契約図との比較、施工図と設計図との比較など、様々な場面でご活用頂いています。



この度、お客様のご要望にお応えし、更なる機能拡充をおこなった新バージョン「MIIDEL version 3」をリリースすることになりました。今回のversion 3では、比較対象書類の特徴を自動で認識し、類似点を検出し歪みを補正した後、比較処理を実行します。この機能の搭載により、サイズの異なる書類や、スキャナーやデジカメで撮影した歪みのある書類など、従来難しかった書類同士の比較を可能とします。また、これまで困難であった書類同士の変更箇所検出により、図面比較作業を簡易化。図面等に限らず、日常的に取り扱う文書の比較などにも活用範囲を広げ、目視では判別しにくい小さな変化をいち早く効率的に検出するシステムとして、より広範な業界において利用いただけるシステムとなりました。



【MIIDELの概要】

建築物の工事過程において設計図通りに算段し、見積後に各専門業種に分けた施工図の作成から施工までの過程において、下流工程への正確な情報伝達は非常に重要です。しかし人的作業による図面の受け渡しは見落としや伝達ミスなどが起こることも考えられ、施工時に大変な手戻りや発注ミスが発生する場合があります。このような現場のお声から、“効率的にわかりやすく変更点が「見い出る」システム”としてMIIDELが誕生しました(参考資料 1)。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/151195/LL_img_151195_1.png

【参考資料 1:MIIDELによる間違い探し】



【MIIDEL version 3概要】

version 3では自動解析機能により、図面比較をより迅速・容易に処理することができるようになりました。変更前後の縮尺が異なる図面であっても、最適な拡大縮小や回転、部分的な伸縮などの調整の上で比較をおこないます。複数のページも全自動で調整することが可能となり、比較処理中でも別の作業をおこなうことができます(参考資料 2)。



https://www.atpress.ne.jp/releases/151195/img_151195_2.png

【参考資料2:自動解析機能のイメージ図】



図面だけでなく仕様書や見積書の変更点をわかりやすく表示するため、業務効率が向上したというお声をご利用ユーザ様から頂いております(参考資料 3)。



https://www.atpress.ne.jp/releases/151195/img_151195_3.png

【参考資料 3:仕様書の比較】



さらにサイズ自動補正が可能になったことで、異なる形式の比較も可能になりました。スキャンした画像とPDF図面の比較や、年季が経過した青焼きの図面とスマートフォンで撮影した写真の比較など、従来の図面のみの比較以外の用途でもご活用頂けるようになりました(参考資料 4)。



https://www.atpress.ne.jp/releases/151195/img_151195_4.png

【参考資料 4:異図面(給排水衛生設備図と構造図)の比較】



このように、MIIDEL version 3は、図面などに限らず、様々な文書の比較などにも活用範囲は広がり、小さな変化を効率的に検出するシステムとして様々な用途で利用頂けます。業務に関わる方の作業負担を軽減し、わが国が推奨する「働き方改革」にも貢献するソリューションとして幅広い業界の方に活用頂くことを期待しています。





<株式会社TRIARTについて>

株式会社TRIARTは「社名の由来、TRIANGLE ARCHITECTとは3つで支える強固な構造設計を表しており、「技(Technology)」を「究(Research)」めて「現(Impress)」す活動が「芸術」を為す」を経営理念に掲げる、技術研究特化型企業。端末間通信(P2P)とブロックチェーンを活用した次世代の暗号通信を支える技術「XCOA」(クロスコア)を中心に事業を展開。XCOAによる安全な医療情報流通を可能にした、熊本大学医学部と実現した「XMIX」(エクスミクス)や、トヨタ自動車九州株式会社と共同開発した情報漏洩防止カメラ「XCOA-CAM」(クロスコア・カム)など、ソリューションを世界で展開する。他に類のない技術を発明し、最先端の現場へ送り届け、困難な問題を解決することを使命としている。





<株式会社TRIART会社概要>

代表取締役社長: 今津 研太郎

本社 : 福岡県飯塚市川津680番地41 CIRD

設立 : 2003年1月

資本金 : 10,000,000円

事業内容 : ITソリューション事業/情報デザイン事業

URL : http://triart.co.jp/

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