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アジアNo.1パティシエと北海道を代表するシェフらが天塩町の食材の力で地方を活性化



フライヤー(表)


フライヤー(裏)

北海道天塩町(てしおちょう/町長:浅田 弘隆)は、2018年3月18日(日)及び19日(月)の2日間、“アジアNo.1パティシエ”を2年連続で受賞したシンガポールの女性パティシエJanice Wong(ジャニス・ウォン)さんを招き、北海道を代表するシェフらとともに、天塩町の食材を用いた特別イベントである『TESHIO CREATIVE TABLE』を札幌市にて開催します。

当日は、「食の力で、地域を活性化する」との北海道天塩町の想いに賛同してくれたジャンルを超えたシェフらがコラボレーションし、この日にしか味わえないコース料理を作り上げます。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/148931/LL_img_148931_1.jpg

フライヤー(表)



■天塩町が取り組む、「食の力」×「地方創生」

天塩町では、「食の力で地域を元気に」すべく、2016年11月より「天塩國(てしおのくに)眠れる食資源活用プロジェクト」を発動しました。地元でとれる農畜水産物の掘り起こし、魅力の再定義を行っています。地域の食材には、それらが育まれた環境や生産者の想い、ストーリーがあります。地域の人口減少・衰退という危機に直面しているわが町ですが、基幹産業である漁業、酪農業の力を信じ、「食の力で地域を元気に」というキーワードの体現を目指しています。





■概要

名称 :TESHIO CREATIVE TABLE

期間 :2018年3月18日(日)18時~、19日(月)12時~、18時~

場所 :MAGARI (北海道札幌市中央区大通西14丁目1-14 NEOビル1F)

内容 :天塩産食材の特別コース、20,000円(税別)

特別協賛:株式会社ヤナセグローバルモーターズ/全日本空輸株式会社





■プロフィール

・ジャニス・ウォン(JANICE WONG)

シンガポール国立大学で経済学を学んだ後、パリの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー」に入学。卒業後は世界各国の有名レストランで技を磨き、ピエール・エルメ氏、オリオール・バラゲ氏などに師事。シェフであり、アーティストでもある二面性を生かし、edible art(食べられるアート)という、食とアートの融合をテーマとして、五感で楽しめる新たなdessert体験を提案。2013年、2014年に2年連続でアジア最優秀パティシエに輝く。



・宮下 照生(TERUKI MIYASHITA)、MAGARI(札幌市)代表

北海道幕別町生まれ。イタリア、東京「アロマフレスカ」などを経て独立。道内外の食材を吟味し、素材の持つ力を生かすイタリア料理店「MAGARI」でオーナーシェフを務めるほか、天ぷら「枠」、「カンティネッタ サリュ」、「ホルモン銀牙」、「プティ・サレ」、「円山ラ・フレイズ」、「定食屋 亘」と多彩な店舗を札幌市内で展開。また、道の駅「ピア21しほろ」をプロデュース。



・井川 大(HIROSHI IGAWA)、鮨ノ蔵(札幌市)代表

北海道沼田町生まれ。20代の鮨修業の後、飲食流通業界を経て開業。あらゆる観点から魚を熟知。締め方、血抜き、温度管理、熟成、切りつけなど日々研究を重ね、究極の旨味を引き出す。今や褒め言葉として定着した「変態」の称号をはじめて与えられたのは、井川氏とも言われている。日常的に生産者のもとに足を運び、魚の締め方も二人三脚で指導。生産者に寄り添う鮨の申し子。



・五十嵐 光(HIKARU IGARASHI)、五十嵐(札幌市)代表

北海道苫小牧市出まれ。24歳で渡仏し、アヴィニヨンにて3年間の修行を経て帰国。札幌の人気店でオーナーシェフを務めた後、「五十嵐」を開業。フレンチのシェフながら、鮨への造詣が深く、年間400軒の鮨屋を食べ歩いたこともあるという鮨マニアでもある。カウンターで提供される料理は、魚の旨味を最大限引き出し、それにフレンチのエッセンスを加えた一皿。鮨屋に来ているかのような錯覚にさえ陥ることも。



・奥野 恒康(TSUNEYASU OKUNO)、鮨おくの(滝川市)代表

北海道滝川市生まれ。大学卒業後、札幌で5年半の修行期間を経て、実家である滝川の鮨屋の二代目として戻る。その後独立し、「鮨おくの」を開業。かつて炭鉱業で栄え、多くの人が行き交った滝川市のアーケード街の一角にある同店は、江戸前ならぬ“いいとこ取りの蝦夷前”と称する独自のスタイルを提案。ミシュランガイド北海道2017では一つ星を獲得。



・東澤 壮晃(MORIAKI HIGASHIZAWA)、株式会社東洋肉店(名寄市)代表

A+オーストラリアワインスペシャリスト、LAMBASSADOR

北海道名寄市出まれ。1928年創業、日本における羊肉小売販売のリーディングカンパニー「東洋肉店」の代表取締役。同社が運営する「ジンギスカンWeb」は数々の賞を受賞。素晴らしい羊肉があると聞けば、世界中どこへでも足を運び、自分の目で確かめる。豪州産羊肉を知り尽くしたスペシャリストであると同時に、豪州ワインも専門にしており、アジア圏の食肉業界で唯一の「A+認定トレードスペシャリスト」に認定され活躍中。





■天塩町は人口減少や産業衰退が進む、課題先進地域

天塩町は北海道の北部に位置し、国内第4位の長さの天塩川河口に位置する。漁業と酪農が基幹産業の町。若者の人口流出や出生数の減少が続き、1955年ごろは約1万人だった人口が2017年時点で約3,200人にまで減少しました。

空き家・耕作放棄地の増加、公共交通機関の脆弱化、職の不足によるさらなる若者離れなど多くの課題を抱えています。このようななか、定住人口の減少に歯止めをかけることは困難ですが、本取り組みを通して、地域の食材をモノ資源からコト資源に転換し、付加価値を加えることにより、最終的には交流・関係人口を増大させ、地域経済の活性化を目指します。





■元外交官の副町長が挑む地方創生

本イベントのキュレーターを務めるのは、天塩町副町長の齊藤 啓輔です(北海道出身、36歳)。外務省、首相官邸を経て、政府が全国の市町村に有識者を派遣する「地方創生人材支援制度」を活用し、2016年7月に天塩町に着任後、さまざまなプロジェクトを矢継ぎ早に展開しています。

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