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坂井音重プロフィール写真
野村萬斎 プロフィール写真
蔡正仁プロフィール写真
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/145108/LL_img_145108_1.jpg
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2017年12月、日本と中国が世界に誇る世界三大無形文化遺産が同じ舞台に立つ、歴史的公演が国立能楽堂で開催されます。日中国交正常化45周年であり、認定記念事業の今年を締めくくる演目となります。
崑劇・京劇・能楽狂言、日中の伝統芸能は、歴史的背景、言語、節回し及び音楽の表現形式が全く異なりますが、なぜか、絶世の美女『楊貴妃』を題材にした物語を共通の演目として持っております。この「楊貴妃」と言う一連の物語を両国の国宝級出演者達が同じ舞台に立ち演じます。
主な出演者は、中国の著名な役者であり、「生ける玄宗」の美名で知られる中国の人間国宝、崑劇俳優「蔡正仁」、同じく高名な崑劇役者の「張静嫻」。京劇からは、京劇の巨匠・梅葆玖の弟子であり梅派の継承者、京劇俳優「田慧」が出演します。
一方の日本側の出演者は能楽観世流・人間国宝「坂井音重」、狂言和泉流・野村萬斎などです。今までありえなかった日中の合作公演であり、日中の芸術史上初めての試みです。舞台芸術に国境はない。この公演を通して日中双方の文化理解が深まるきっかけになればと思います。
■日程別開催プログラム
<12月18日(月)>
明治大学学術公開講座 実演付き
「能楽と崑劇と京劇 名優が語る東洋演劇の奥深さ」
時間:18:30~20:40
会場:明治大学リバティータワー1階 リバティホール(1013大教室)
(所在地:千代田区神田駿河台1-1)
<12月19日(火)>
(1)事前セミナー
「(仮)崑劇・京劇の分岐点とその成り立ち」(応募者限定)
時間:16:30~
会場:国立能楽堂
(所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18)
(2)「日中楊貴妃の響演」
時間:18:30~
会場:国立能楽堂
(所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18)
<12月20日(水)>
「日中楊貴妃の響演」
時間:18:30~
会場:国立能楽堂
(所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18)
■出演者プロフィール
・坂井音重 <能楽>
シテ方観世流坂井職分家当主の能楽師、重要無形文化財「能楽」の保持者(総合認定)。
白翔會(坂井音重助成会)主宰。元社団法人能楽協会常務理事東京支部長。
・野村萬斎 <狂言>
重要無形文化財総合指定者。国内外で多数の狂言・能公演に参加する一方、現代劇や映画・テレビドラマに出演。各分野で非凡さを発揮し、狂言の認知度向上に大きく貢献。現代に生きる狂言師として、あらゆる活動を通し狂言の在り方を問うている。芸術祭新人賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞等、受賞多数。12年には芸術祭優秀賞受賞。2002年より世田谷パブリックシアター芸術監督を務める。
・蔡正仁 <崑劇>
国家一級演員、全国政治協商会議委員、元上海崑劇団団長、第4回中国梅花演劇賞及び第5回上海白玉蘭演劇賞の演劇主演賞受賞者。
京昆劇の巨匠・ユ振飛及び崑劇の名門である沈伝シの技を受け継ぎ、ユ振飛の奥義を極めたため、「小ユ振飛」、「生ける玄宗」と称えられる現在、文化部振興崑劇指導委員会委員、上海市戯劇家協会副主席、上海大学文学院教授等の職を兼任。
・張静嫻 <崑劇>
上海崑劇団の国家一級演員、第7回中国梅花演劇賞受賞者。舞台姿は端正で秀麗、役柄の幅が広く、演技は繊細かつ鬼気迫るものがあり、節回しと台詞回しには傑出した技術力を持つ。主役を演じた『長生殿』、『占花魁』の二つの劇は89年上海文化芸術優秀成果賞の栄誉に輝く。現在は上海市政協委員、中国戯劇家協会会員、上海戯劇家協会会員。
■実施概要
主催 :「日中楊貴妃の響演」実行委員会
共催 :上海戯曲芸術中心/上海崑劇団/上海京劇院
企画運営:株式会社ムーランプロモーション
後援 :中華人民共和国駐日本国大使館/外務省/文化庁/独立行政法人国際交流基金/
公益社団法人日本中国友好協会/一般財団法人日本中国文化交流協会/日中友好議員連盟/
一般財団法人日中経済協会/公益財団法人日中友好会館/日本国際貿易促進協会
協力 :特定非営利活動法人白翔會/日本崑劇社/上海市対外文化交流協会
運営協力:パソナグループ
特別協力:特定非営利活動法人友情の架け橋音楽国際親善協会
■会社概要
商号 : 株式会社ムーランプロモーション
代表者 : 耿忠(中田和世)
所在地 : 東京都千代田区大手町2-6-2 日本ビル961
設立 : 1999年7月
事業内容: 日中文化交流、版権ビジネス等
資本金 : 4,500万
URL : http://www.mulan.co.jp/