3月に最も売れたのは日焼け止め
インバウンド消費 実売動向レポート<ドラッグストア>
2017年3月の売上個数ランキング第1位は、資生堂の日焼け止め「アネッサ パーフェクトUV アクアブースター」でした。例年4月から8月にかけて販売が伸びるUVケア商品ですが3月に早くもランキングトップとなりました。季節商材に対する訪日外国人の反応は早いようです。インバウンド消費の購買件数は前年同月並みで0.2%減少、1レシートあたりの購買単価は14,729円で前年同月比約5.6%減少でした。
■資生堂の日焼け止めが第1位
先月から急上昇した資生堂の「アネッサ パーフェクトUV アクアブースター SPF50+ PA++++ 60ml」が第1位になりました。この商品は、汗・水に触れると、パワーアップするという革新的な日焼け止めです。平均売価は二千円台とドラッグストアのUVケア商品の中では高価格ですが、インバウンドでの売れ行きが好調です。この先、ドラッグストアでUVケアが最も売れる4月から8月に向けての動向が注目されます。2位から5位の商品は今年に入ってから常にランキングトップ5を維持しています。
■ドラッグストアのインバウンド消費 売上個数ランキング(2017年3月)
(順位/前月順位/カテゴリ/メーカー/商品)
1位 8位 ↑ UVケア 資生堂
アネッサ パーフェクトUV アクアブースター
SPF50+ PA++++ 60ml
2位 3位 ↑ キャンディ・キャラメル UHA味覚糖
UHA味覚糖 コロロ グレープ 40g
3位 1位 ↓ キャンディ・キャラメル UHA味覚糖
UHA味覚糖 コロロ マスカット 40g
4位 2位 ↓ 洗顔料 資生堂 専科 パーフェクトホイップn 120g
5位 5位 → リップクリーム DHC DHC 薬用リップクリーム 1.5g
※インバウンド消費の定義
全国のドラッグストアにおける店舗情報をベースに、「銀聯カードが利用可能」「外国人観光客が多く集まる観光エリア」など複数の条件から「インバウンド店舗」を設計しています。その「インバウンド店舗」の購買情報をもとに、「1レシートあたりの購入金額が5,000円以上(免税対象)」の購入といった条件によってインバウンド消費を特定し、分析を実施しています。
【インバウンド消費 実売動向レポートについて】
購買ビッグデータ分析のカスタマー・コミュニケーションズ株式会社と、インフォグラフィックを制作する株式会社カーツメディアワークス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:村上 崇)が毎月25日に発行しているレポート。2016年5月に発売がスタートしました。
2017年4月25日(火)に、最新版の「2017年3月 インバウンド消費 実売動向レポート<ドラッグストア>vol.12」を発売します。下記ホームページより、レポートの一部を無料でダウンロードいただけます。
http://www.truedata.co.jp/inbound/
【会社概要】
社名 : カスタマー・コミュニケーションズ株式会社
代表者: 代表取締役社長 米倉 裕之
所在地: 〒105-0012 東京都港区芝大門1-10-11 芝大門センタービル4階
設立 : 2000年10月10日
資本金: 11億6,051万円
URL : http://www.truedata.co.jp/
~事業内容~
1.スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニチェーン等の小売業に対するID-POSシステム、プロモーション・CRM支援・教育支援等のデータ活用、コンサルティングサービスの提供
2.マーケティングパネルデータ(全国購買データベース「TRUE DATA」※)を活用したクラウド型製品とサービスの提供
※「TRUE DATA」とは
カスタマー・コミュニケーションズ株式会社が設計、運用する、全国のドラッグストア、スーパーマーケットなどの消費者購買情報を統計化した標準データベース。全国延べ5,000万人規模の購買情報から構成され、性別、年代情報をカバーしています。