『Key-Quest』栓抜き
『Key-Quest』糸切り
『Key-Quest』6つの機能
『Key-Quest』イラスト
■先代から引き継いだモノづくりへの想い
株式会社ツカダの創業者である塚田 紘太郎は小学校に上がる前に両親を亡くし、天涯孤独の身でありながら、苦労の末、裸一貫から「塚田プレス」を創業し、現在の株式会社ツカダを社員数20名のプレス屋に育てました。創業者・塚田 紘太郎の口癖は「いつか自社製品を作りたい」でした。存命中に願いは叶わず、紘太郎は3年前の2013年(平成25年)9月19日に死去。2代目の塚田 浩生が代表取締役に就任しました。突然の交代による重圧や、これまでの仕事と全く異なる商品開発、2代目の苦悩と葛藤の中、2015年の秋に『Key-Quest』の基本構想を描き、試作第一号を製作しました。そして量産加工できるように仕事仲間である刃物のまち「関」の下請け企業4社の協力を得て、ようやく商品化することができました。
■多機能鍵型便利ツール『Key-Quest』とは
『Key-Quest』はキーホルダーにスマートに携行できる6つの機能を1つに集約した多機能鍵型便利ツールです。
「缶ジュースを飲みたいのに、プルタブが起こせない!」
「アウトドアで瓶ビールを飲みたいのに、栓抜きが手元に無い!」
「ネジを回したいのに、マイナスドライバーが手元に無い!」
「機械の修理をしたいのに、ナットがまわせない!」
「段ボールを開梱したいのに、カッターが手元に無い!」
「洋服についているタグピンを切りたいのに、ハサミが手元に無い!」
上記のような悩みに対して、1本の鍵(『Key-Quest』)で、(1)缶タブ、(2)栓抜き、(3)ドライバー、(4)ナット、(5)ダンボールカッター、(6)糸切りという6つの機能を1つに集約しました。
■ここに注目!関の刃物技術を活用した商品開発
『Key-Quest』を開発した株式会社ツカダは1970年の創業以来、岐阜県関市が日本に誇る伝統のものづくり「関の刃物」でプレス加工技術を磨いてきました。「折れず、曲がらず、よく切れる」と評され、世界的な刃物の産地として知られる岐阜県関市。鎌倉時代から脈々と受け継がれる伝統技術を生かして様々な刃物が企画・製作されています。株式会社ツカダは創業47年間で培ってきたプレス加工・金型製作の技術と地場産業のネットワークを活かして、初の自社商品である『Key-Quest』を開発しました。
『Key-Quest』には様々な関の刃物技術が活用されています。例えば糸切り部は、4mmという指が入らない狭い幅でありながら防弾チョッキにも使われる、世界最強の繊維「ケブラー繊維」もスパッと切れる鋭い刀付けを実現しました。またバリ(加工工程中に発生する不要な突起)やシャープエッジを丸めるバレル処理を行うことによって、栓抜きの先端部やカートンオープナーのギザ部の角が丸まっており、『Key-Quest』を裸のままポケットに入れても引っかかることはありません。他にも薄くて鋭い切れ味を可能にする熱処理やマットな質感を生み出す表面処理技術などが活かされています。
■クラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」に挑戦!
市場の反応を試すためにサイバーエージェントグループが運営するクラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」で自社商品を掲載したところ、目標金額100万円に対し、想定を大幅に超える2,376名の支援者から7,636,700円の支援を集めました。
▼クラウドファンディングサイト「Makuake」内『Key-Quest』プロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/keyquest/
■『Key-Quest』の販売について
販売開始時期:2016年10月31日(月)
販売場所 :インターネット販売(Amazon)等
希望小売価格:2,800円(税込み)
サイズ :横23mm×縦62mm×幅2.5mm
重量 :10.2g
■株式会社ツカダについて
刃物関連、建築金物部品、自動車関連部品などのプレス加工・精密金型製作を行っています。
【会社概要】
社名 : 株式会社ツカダ
所在地 : 〒501-3265 岐阜県関市小瀬554-1
代表者 : 代表取締役 塚田 浩生
創業 : 1970年
従業員数: 20名
E-Mail : info@t-k-d.co.jp
【詳細URL】
▼株式会社ツカダ
http://www.t-k-d.co.jp/
▼クラウドファンディングサイト「Makuake」内『Key-Quest』プロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/keyquest/