RFIDタグエンコーダー TRW-300 本体 正面
RFIDタグエンコーダー TRW-300 本体
タグのバーコード情報を読取りRFIDタグ発行
エラー時もわかりやすくお知らせ
また、2016年9月14日(水)~16日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第18回自動認識総合展」(※)において、本製品を展示・デモンストレーションします。
<オカベマーキングシステム株式会社>
http://www.okabe-ms.co.jp
<第18回自動認識総合展>
http://www.okabe-ms.co.jp/news/exhibition/autoidexpo-tokyo-18.html
■開発背景
アパレル企業の物流拠点や販売現場では、これまでにない人手不足への危機感が高まっています。在庫管理にかけられる人・時間は減少しているものの、近年のEC販売加速にともなってリアルタイムな在庫精度向上の要望は高まっています。
この課題を同時に解決する方法のひとつがRFIDの導入ですが、RFIDを取り巻く現状は30年前のバーコードと同様、発行やエンコード方法が周知されていないうえ、新規導入にはハード・ソフト等のコストも発生します。「いつでも、どこでも、誰でも」RFIDタグを発行するのは未だに困難な状況です。これらの状況を解消するため、単機能でシンプルかつ導入コストを抑えたRFID製品をコンセプトとし「TRW-300」を開発しました。
■特徴
アパレル関連企業では、バーコード印刷を行うプリンター機器が稼働中の場合が多く、それらの機器に「TRW-300」を追加するだけなので、プリンターから買い換える場合と比べ、ローコストなRFID導入が可能です。「TRW-300」は印刷とRFID書込みを同時に行う一体型プリンターとは異なり、バーコード印刷済のタグをセットしてボタンを押すだけという簡単な作業でRFIDタグのエンコードができるため、バーコードタグの印刷までは、現行の業務フローに変更がありません。
エンコード機能に特化した単機能の製品のため故障率が低く、導入後のメンテナンスが最小限になりました。読込み時・書込み時ともに指定枚数での一時停止、バーコード内容の切り替わり時の一時停止機能により発行後の仕分け作業が可能となります。エンコーダーとの一体型プリンターと比較をしてもバーコードチェック機能や仕分け機能により、発行作業の業務効率向上と既存の資産を有効活用したRFID導入を可能にします。
このシンプルで他に類のない「TRW-300」はRFIDの標準化に貢献します。
■使用方法・用途
・エンコード処理手順 ~パソコン不要、簡単な手順でRFIDタグ発行~
(1) バーコードの読取り
(2) RFIDタグの初期情報の読取り
(3) ICチップへのバーコード情報の書込み
(4) 再度読込みを行いベリファイチェック(書込み元データとの照合)
の4段階の処理を行います。
※(1)~(4)の手順でエラーが発生した場合はエラースタッカーへ排出して正常タグとの分離を可能とします。
・エンコード済RFIDタグの照合処理 ~信頼性の高いタグ~
エンコード済RFIDタグのバーコード数値とRFIDタグのICチップに書込まれた数値の比較を行うことで、より確実なタグ検品が可能となります。読取り不能なバーコードの検査も同時に可能となるため、アパレルタグの品質向上と業務効率向上を可能とします。また、検品した結果(読込んだICチップのログ情報)をUSB経由でパソコンに転送することも可能です。
■製品仕様
タグサイズ :タグ幅 30~50 mm タグ長 65~120 mm
タグ厚 :0.2~0.5 mm ※厚みの異なるタグ混在なきこと
読取りコード :JAN-13
RFID周波数 :916.8、918、919.2、920.4~923.4 MHz(200 kHz間隔16波)
※日本国内UHF帯
RFID出力 :最大 250 mW 特定小電力無線局
対応RFID :EPC Global Class1 Generation2(Gen2)ISO/IEC18000-6 Type C準拠
<エンコード機能を使用する場合>
MCS (Multi-vendor Chip-based Serialization)仕様対応
インターフェイス:USB 2.0
重量 :15 kg
外形寸法 :570(W) × 224(D) × 276(H)mm
■製品写真
RFIDタグエンコーダー TRW-300
https://www.atpress.ne.jp/releases/110586/img_110586_1.jpg
■イベント開催概要
日時 :2016年9月14日(水)~9月16日(金) 10:00~17:00
場所 :東京ビッグサイト 東ホール
東京都江東区有明3-11-1
入場料:1,000円(事前登録者・招待券持参者は無料)
(※)展示会についてはウェブサイトでご案内します
http://www.okabe-ms.co.jp/news/exhibition/autoidexpo-tokyo-18.html
■会社概要
商号 : オカベマーキングシステム株式会社
所在地 : 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-5-10
設立 : 1962年12月
資本金 : 5,000万円
代表者 : 代表取締役社長 住吉 義勝
主な事業内容: バーコード・RFID・ビーコン等の自動認識技術
およびマーキングに関するハードウェア・
ソフトウェア・サプライの販売、ソリューションの提案、
各種修理保守サービス、マーキングサービス
会社URL : http://www.okabe-ms.co.jp
サービスURL : http://www.beacon-oms.com