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パックン、京アニ事件被告への“感情むき出し”な批判が話題に「死刑1回じゃなくて10回ぐらいの死刑に値する」


9月6日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で2019年に発生した京都アニメーション放火殺人事件の公判について報道。出演していたお笑いタレントのパックン(52)が、青葉真司被告(45)に対し強い怒りをあらわにし、ネット上から賛同の声を集めている。

5日から始まったこの事件の公判で、弁護側は事件当時、青葉被告が心神喪失か心神耗弱の状態だったとし、無罪を主張。今後、青葉被告に責任能力があったかどうかが裁判の争点になるものと思われる。

裁判について番組では出演者の若狭勝弁護士(66)が「計画的というか、ガソリンを用意していたりするので、心神喪失が認められることはまずない」と指摘。弁護側は「心神耗弱」を狙っているのではないかと指摘した。

若狭弁護士によると、仮に心神耗弱と認められた場合、死刑ではなく無期懲役になるという法律上の規定があるという。

これについてパックンは「われわれ民主主義国家に暮らしていて、司法手段の公平性を保たなきゃいけない。感情だけで動いちゃいけない」としながらも、「やっぱり被害者、遺族のみなさんのお気持ちもありますし、気持ちの整理も司法手段の目的のひとつでもあります」と指摘。

さらに「減刑の話がありましたけど、ちょっと乱暴な言い方をさせていただきますと、たとえば(この事件は)10倍もの重さで死刑になってもおかしくないと思うんですよ」と訴えた。

パックンは、「死刑1回じゃなくて10回ぐらいの死刑に値するような犯行を本人は認めている。ですから(心神耗弱で)減刑されても死刑1回分は残るんじゃないかなと」と言い、「荒っぽい言い方で申し訳ないんですけど。こういう感情的なところが、どうしても論理的な主張を聞いても納得いかない面もあると思う」と指摘していた。

このパックンの発言にネット上からは、「そうなのよ。いくら減刑しても、余りあるくらいの死刑なのよ」「10回でも足りないよ」「『減刑されても死刑1回分ぐらいは残る』いい考えっスね」という賛同の声が集まっていた。

史上最悪の被害をもたらしたこの事件。多くの人が裁判の行方を見守っているようだ。

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