8月16日放送の『水曜日のダウンタウン』（TBS系）で、お笑いコンビ、ザ・マミィの酒井貴士（32）の結婚の挨拶を利用したドッキリを敢行。大きな反響を集めているが、放送が遅れた理由について、ネット上から、ある憶測が集まっている。
もともと本企画は7月19日放送の同番組内でおこなわれた、8人の芸人の中から番組MCのダウンタウンが「ホントに結婚する」一人を見抜くという「芸人結婚ババ抜き」を発端としたもの。
実際に結婚するのが酒井だと判明したが、番組ではその続編として「プロポーズした彼女がどんなにヤバくても、もう引き返せない説」を“近日放送”すると予告していた。
番組と酒井の結婚相手が協力し、結婚相手の偽の実家、偽の両親を用意。家の中に「スタンガンは使ったら戻せと言ってるだろ！」「人間は脳だけで生きていく！！」といった不穏な貼り紙があったほか、祖母の遺影がデスマスク、一夫多妻制を採用、電磁波に異様に注意している、家の中でおじさんを犬として飼っているといった過激な偽家族が作られた。
この仕掛けに、酒井は始終戸惑い気味だったが、もっとも怯えを見せたのが、手を洗うよう促されて向かった洗面所と浴室での光景。浴室には大量のクーラーボックスが積まれており、さらにノコギリのようなものが見える場面もあった。これを目撃した酒井は、その場で号泣し、へたり込んでしまうほどのショックを受けていた。
このシーンについては、ネット上からも「控え目に言ってどうかしてる。偶然とはいえ、風呂場のクーラーボックスは、今はダメなやつだよなあ」「風呂場に大量のクーラーボックスとノコギリはアウトでしょ」「あの事件連想するやん。怖っ」といった声が集まっていた。
「多くの視聴者が連想したのは、7月に札幌のホテルで発見された男性の首なし殺人事件。被害者男性は風呂場で首がない状態で亡くなっており、逮捕された容疑者宅には大量のクーラーボックスがあったこと、首は自宅風呂場にあったことが報じられています。“風呂場”と“クーラーボックス”から、この事件を想起した人が多かったようです」（週刊誌記者）
しかし、一方で視聴者からは「酒井のドッキリの放送が遅れたの、風呂場にクーラーボックスがあるのが札幌の事件を連想させるからかな」「ススキノの殺人事件を想起させるからってことね」「大量のクーラーボックスがある家、放送が遅れている間に現実の方が追いついてしまいました」という指摘も集まっていた。
「実際には、結婚挨拶は『芸人結婚ババ抜き』の収録よりも先におこなわれていることから、このドッキリが撮影されたのはおそらく事件よりも先。しかし、これを連想させる事件が発生したため、1か月置いて放送したのではないかという指摘が集まっていました」（同）
おそらく実際の事件の模倣を狙ったわけではないだけに、番組への同情の声も集まっていたようだ。
