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パナソニックが業界初の自動計量&遠隔操作が可能な無洗米専用炊飯器を発売


パナソニック株式会社が、7月上旬に新しい炊飯器SR-AX1を発売する。業界初となる自動計量&遠隔炊飯の機能を備えた、無洗米専用のIH炊飯器だ。

SR-AX1の最大の特徴は、米と水の計量・投入から炊飯までを全自動で行なえるということ。

米は2kg(13合分)、水は600ml(2合分)を炊飯器内に貯めることが可能で、炊飯量は0.5合から2合まで選択できる。

また、スマホと連携することで外出先から遠隔操作できる。2022年11月15日~12月25日に実施された先行体験プログラムでの体験者の感想として、「朝セットし忘れても起きた瞬間にベッドからスマホで指示を送れば間に合うのが魅力」「夜、布団に入った後でもスマホを使って炊飯予約ができる」という声があったとのことで、家の中でも遠隔操作を活用できる点も強みだ。

使用する無洗米に関しては、特に銘柄の指定などはない。アプリを活用することで炊き方を調整できるので、好みの銘柄に合った炊き方を選択できる。

炊飯プログラムによって、前炊き温度を低め、時間を長めにすることで米の芯まで吸水し、どの合数でも吸水速度と吸水率を均一に保ち、最適火力で沸騰を維持するため、どの合数を選んで美味しく炊けるという点もSR-AX1の特長だ。

内釜がおひつ型の形状になっていて、内釜ごと炊き立てのご飯を食卓に持ち運べるのも大きなポイントだ。

SR-AX1のコンセプトは「機能をシンプルに」であり、引き算の発想で開発を行なったという。例えば、おひつで炊き立てのご飯を食卓に運べる点が商品の特長なので、通常の炊飯器に付き物の保温機能は省かれている。

また、予約などはスマホアプリを使って行なうので、ボディに液晶画面はなく、ボタンも3つだけという非常にシンプルな作り。SR-AX1の想定ターゲットはDINKsとシングル層だが、シンプルな機能は機械が苦手な年配のユーザーにとっても優しいものと言えそうだ。

SR-AX1は7月上旬発売予定。オープン価格で、想定される価格は税込4万6千円前後。

7月6日(木)〜9日(日)には、Zero Base渋谷(東京都渋谷区道玄坂2−5−8)にSR-AX1の機能を体感できるタッチポイントが設けられる他、6月19日(月)〜7月31日(月)には全農パールライスと連携して、SR-AX1購入者に無洗米をプレゼントするキャンペーンが実施される。

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