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マツコ、度が過ぎた素人イジリにスタッフからも非難「なぜ黙認されるのか」の声も


2月15日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)にお笑いコンビ・EXITがスペシャルコメンテーターとして復帰。中でも兼近大樹(31)の出演には「どうして、兼近氏がテレビに出ているのでしょう」「過去ではなく今の彼を多くの人に理解して欲しい」と賛否の声が集まっている。

EXITの2人は番組冒頭から生出演し、4人の女子中学生が認知症の80代男性を救ったというニュースなどにコメント。その後、9時すぎに相次ぐ広域強盗事件で“指示役”の疑いがある渡辺優樹容疑者(38)ら4人がフィリピンから移送された件を報じると、スタジオではMCの谷原章介(50)が「こうした頻発している一連の強盗事件。特別な思いで注視していたと思いますが、いかがですか?」と兼近に質問。

これに兼近は、「僕としては昔の自分の知り合い、今はまったく関係ないとはいえ、過去に知り合いだった地元の方っていう人がこういうふうに騒がしていることに関して申し訳ないなという気持ちはあります」と謝罪した。

「先月、一連の事件の“指示役”とみられる渡辺容疑者と兼近に過去に交流があったことがわかるとネット上を中心に憶測が広がり、兼近は自身のSNSで釈明に追われることに。もともと公表していたとはいえ、騒動の余波で兼近の過去の犯罪歴を改めて知った人も多く、兼近のテレビ出演に異議を唱える声が多くあがることになりました」(週刊誌記者)

そのため、視聴者からは兼近の番組復帰に「兼近を出したんだ。吉本興業に金とチカラがある事がよくわかった」「また加害者擁護か」「どうして、兼近氏がテレビに出ているのでしょう?!過去の件で、終わったことかも知れませんが2度の犯罪をして犯罪レベルが重いはずなのに不思議」「えっ、なんで兼近出てんの?まじ最悪。吉本って緩いよなーほんとに。テレビ局って吉本に弱すぎ。力社会って丸見えで気持ち悪い」と批判が殺到。

また、兼近は自身も過去に犯罪歴があることから「やっぱり今我々にできることは、僕を含め社会全体で被害者のケア、支援をしていくことが大切で一番しなきゃいけないこと」と話したうえで、「加害者をまず、どうにかしなきゃいけない。そうしないと被害者はなくらないと思いますので。加害者を根絶する。そのために何ができるかっていうと加害者を知ることだと思う」と主張。

続けて、「『なんでこんなことをするんだ?』っていう疑問で終わらないで、その奥をもっと皆さん知っていく。今回の事件をきっかけに加害者がどうしてそういうことをしてしまうのか?そこでしか評価されないからなのか、お金が理由なのか、孤独を抱えているとか、家庭環境でそうなってしまったのか……。そうなる前に我々社会全体で教育だとか目を向けていくことがすごく大事だなと思いますので。僕はこれからも被害者の支援はもちろんのこと、加害者に回らないようにそういうところに目をしっかり向けていくことをしていきたいなと思います。みなさんと一緒に頑張っていきたいと思います」と、加害者側の心理にも目を向けていきたいと語った。

一方では、こうした兼近の思いを受け「物凄く言葉を選んで話してるのが伝わってきた。今まっすぐに向き合ってるのを、過去ではなく今の彼を多くの人に理解して欲しい」「今までもこれからも陰で支援活動しているあなたを応援しています」「兼近さんがお話されたことに同感しました。過去のことを言われ続けることのつらさは想像以上につらく悲しいことだと思います。それでも正面から受けとめ世の中の為に活動しようとする兼近さんを応援したいと思いました」と応援の声も多い。

もともと兼近に犯罪歴があると知っていたファンと騒動で初めて知った人とでは、受け入れ方が違うのは仕方がないことだろう。

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