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西日本豪雨でテレ朝・玉川徹氏「もっと救える命が…」と行政批判も石原良純が猛反論「特別警報も早い時点で出ていた」



西日本を襲った記録的な豪雨の被害が拡大し、各地で河川の決壊、土砂崩れが相次ぎ、いまも孤立した人が周囲で救助を待っている状態であることを『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)が取り上げた。


番組では、川や堤防の決壊により広島県の三原市が街一面水で覆い尽くされ、建物が冠水している様子や、豪雨で倉敷市真備町では住宅街に水が流入、街の4分の1以上が浸水し、一軒家や病院に取り残された人たちが空からのヘリコプターやボートで救助をされている姿が放送された。


観測史上まれに見る豪雨で、現在までに死者87名、行方不明者77名が確認され、被害が甚大だった倉敷市では現在も自宅などに取り残されている人が多数いるとみられており、自衛隊が24時間体制で救助活動を行っているという。


この深刻な被害をもたらした西日本豪雨に、番組コメンテーターの石原良純氏は「今回、同時多発的に広い範囲内で起こった。それと同時に数日間に起こった連続多発、広域であり長期であるって。本当にこういう水害は稀有な例でみんなが初体験」と解説。住田裕子弁護士も「ご高齢な方や小さな方が災害弱者だなあって感じますので、今回の(豪雨の)警報は“命を守るために”って(気象庁の特別警報)が出ていたのが、本当にそういうことだったんだなって…」と番組の内容に沿ったコメントをした。


しかし、テレビ朝日の解説委員・玉川徹氏は「もしかしたら、もっと救える命があったのかもしれないなというのが…」と、具体的な根拠も示さず持論を展開。暗に、行政や自治体が何もしていなかったかのような批判をした。


何が何でも、事件が起こるたびに行政や政権の批判に結びつけるのは玉川氏のお家芸だが、今回の被害は前代未聞の豪雨での天災であった上、早い段階で気象庁や自治体は動いているにもかかわらず、自身の感情論でいちゃもんを付けるのはいかがなものだろうか。


この玉川氏のトンチンカンな発言には、石原氏も「今回のことに関して言えば、特別警報とかも早い時点で出て、行政もそれに連動していて避難指示を早い時点で出すというのもやっていたと思う」と、珍しく反論。住田弁護士も「私も(先週の)火曜と金曜、大阪の情報番組に出ていたのですが、その時には特別警報の前に、警報の段階で、このご高齢の方は避難しといてください。避難場所もよく考えてくださいという危機感をもあった報道もあったような気がするんですよね」と、石原氏に同調した。


それでもなお、「何とか救えなかったのかなあ」と、玉川氏は食い下がり、一方的な主張を続けていた。 


西日本豪雨は、いまだ安否が不明な人も多数おり、個人的な思想で行政を批判したり、検証している場合では無い。今回の大災害において、玉川氏の発言はコメンテーターとしての資質に疑問を感じ得ない放送内容であった。


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