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岩屋外相 NATO夕食会欠席「首脳のみと説明受け」 他国閣僚は出席


岩屋毅外相は、ハーグでのNATO首脳会議に合わせて行われたオランダ国王主催の夕食会に欠席した理由を「オランダ側が『首脳のみ出席可能』と説明したため」と記者会見で述べた。これは、トランプ大統領の直前の不参加表明により、日本の石破首相も欠席を決定したのを受けたもの。韓国と豪州の閣僚は夕食会に出席し、途中でトランプ大統領と接触したとの報道があり、SNS上で日本の欠席理由への疑問が広がっている。これに対して日本は、主催国の指示を尊重して参加を控えたと説明している。

 岩屋毅外相は27日の記者会見で、オランダ・ハーグで24日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の開幕に合わせて開かれたオランダ国王主催の夕食会に欠席した理由を問われ、オランダ側が「首脳のみ出席可能と説明していた」と明かした。日本と同様に首脳が出席を取りやめた韓国、豪州の閣僚らは夕食会に出席しており、交流サイト(SNS)で「なぜ日本は欠席したのか」との声が出ていた。

 日韓豪はNATOのインド太平洋パートナー(IP4)。当初は石破茂首相ら関係国首脳とトランプ米大統領らの特別会合が予定されていたが、トランプ氏が直前に同会合への欠席を通告。このため、日韓豪3カ国は各首脳が欠席し、岩屋氏ら閣僚級のみの出席に切り替えていた。

 日本は首相の欠席が決まった際、オランダ側に出席条件を尋ねたところ「首脳のみ」と再度回答があったため、「主催国の考えを尊重し、出席しないことにした」(岩屋氏)という。

 一方、韓国の魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長、豪州のマールズ国防相兼副首相はいずれも夕食会へ出席している。魏氏はこの場でトランプ氏と接触したという。

 実は、韓豪首脳はカナダで16、17両日に開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)でトランプ氏との首脳会談を目指していたが、トランプ氏が初日で帰国したため実現しなかった。韓豪両国の閣僚がオランダの夕食会に出席した理由は定かでないが、その場でトランプ氏との接触の機会を探った可能性もある。石破首相はサミット初日にトランプ氏と短時間の首脳会談を実施していた。【田所柳子】

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