
毎日新聞は22日、東京都議選で投票を終えた有権者に出口調査を実施した。
注目選挙区(江東・大田・世田谷・杉並・江戸川の計5区)でリードしている候補は誰なのか。
江東区
江東区(定数4)では、無所属現職の三戸安弥氏が頭一つ抜け出す。無党派層の4割から支持を受ける。
自民会派の裏金事件に絡み非公認となった元職の山崎一輝氏は、自民支持層の4割から支持を集めており、議席奪還に向けて安定感を見せる。
大田区
大田区(定数7)では、国民民主新人の福井悠太氏や、参政新人の最上佳則氏がリードする。
裏金事件で非公認となった現職の鈴木章浩氏は自民支持層から2割の支持を得た。自民新人の湯本良太郎氏と競り合う展開となっている。
世田谷区
世田谷区(定数8)では、自民現職の小松大祐氏が自民支持層の4割を固め、安定感がある。
裏金事件で非公認となった現職の三宅茂樹氏は、自民支持層を十分固められていない。
石丸伸二氏が設立した「再生の道」からは新人2人が立候補したが伸び悩んでいる。
杉並区
杉並区(定数6)では、都民ファースト現職の茜ケ久保嘉代子氏が都民ファースト支持層の8割を固めている。
裏金事件で非公認となった現職の小宮安里氏は自民支持層の支持が2割弱と固めきれず、他の候補に先行を許している。
江戸川区
江戸川区(定数5)は、無所属現職の上田令子氏と、裏金事件で非公認となった現職の宇田川聡史氏が安定している。宇田川氏は自民支持層から5割の支持を集める。