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ドイツ首相、イスラエルのイラン攻撃を称賛 「汚れ仕事をした」


ドイツのメルツ首相は、イスラエルがイランの核施設を攻撃したことについて「私たちのために汚れ仕事をしてくれた」とZDFのインタビューで評価しました。歴史的にイスラエルを支持してきたドイツですが、このような踏み込んだ発言は波紋を呼ぶ可能性があります。メルツ氏は、イランがイスラエルへの攻撃を支援してきた背景から今回の攻撃を正当化し、イスラエルに感謝の意を表しました。しかし、イランが核開発を巡る交渉に前向きな姿勢を見せれば、更なる軍事介入は必要ないとも述べました。この発言に対して、国際社会は両国に自制を求めており、IAEAは核施設攻撃を非難しています。

 ドイツのメルツ首相は17日、公共放送ZDFのインタビューで、イランの核施設などを攻撃したイスラエルを「私たちのために汚れ仕事をしてくれた」と称賛した。ドイツはホロコースト(ユダヤ人大虐殺)への反省からイスラエルを強く支持してきた経緯があるが、踏み込んだ発言は波紋を呼びそうだ。

 メルツ氏は、イランが2023年10月にイスラエルを越境攻撃したイスラム組織ハマスを支援してきたことから、今回の攻撃がなければテロ行為が続き、イランの核開発も進んだと指摘。「イスラエル軍と政府が(攻撃を)実施できたことを尊敬する」と評価し、イスラエルに「感謝する」と述べた。

 一方で、4月に始まった核開発を巡る米国との交渉にイランが取り組む姿勢を見せれば「これ以上の軍事的介入は必要ない」との見方も示した。

 イスラエルとイランの衝突を巡っては、英仏や欧州連合(EU)などが双方に自制を求めている。国際原子力機関(IAEA)は核施設への攻撃を非難している。

 メルツ氏は13日に発表した声明では、イランの核開発を非難した上で双方に紛争のエスカレーションを防ぐよう呼びかけていた。【ベルリン五十嵐朋子】

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