
ローソンは3日、随意契約で申請している2021年産の備蓄米について、2キロ700円(税抜き)と1キロ360円(同)の小容量パックで販売すると発表した。準備が整い次第、全国で速やかに販売する。
ローソンは古米を「ヴィンテージ米」と名付け、古米を使ったおにぎりを7月から関東限定で販売する予定。竹増貞信社長は3日の記者会見で「まずは小分けパックとして入荷から1週間で全国に届けたい。需給の安定化を少しでもサポートできれば」と話した。
また、古米を「ヴィンテージ米」と呼ぶ提案について「古米、古古米、古古古米と非常に言いにくい。これまであまりいい名称がなかったが、2022年産米は『ヴィンテージ2022』とし、ワクワクしながら楽しく消費できるようにしたい」と訴えた。【佐久間一輝】