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学生に「100円朝食」を 物価高、食費削る学生へ愛 北九州市立大


北九州市立大学では、「朝活プロジェクト」として、学生に1食100円で朝食を提供する取り組みが実施されています。これは、長期休暇後に乱れがちな生活リズムを整えることを目的とし、生活の不規則と物価高による食費削減が見られる一人暮らしの学生を支援するためのものです。[プロジェクトは学生ボランティアによって行われ、主に新入生の大学生活への適応を促進する意図があります。朝食は地元企業や学生の協力により提供され、開始日に完売する人気ぶりを見せました。今後、定期的な開催が予定されています。]

 福岡県の北九州市立大は、小倉南区の北方キャンパスで、生活リズムが乱れがちな大型連休明けの学生に安価な朝食で生活リズムを整えてもらう「朝活プロジェクト」を展開している。16日まで午前8時から1食100円の朝食を毎日100食分を提供している。

 北九大は市外からの進学者が多く、学生の6割が一人暮らし。生活リズムが不規則になりがちで、物価高の影響から食費を削る傾向がある。大学の呼びかけで学生ボランティアが集まり企画。また新入生にも早く大学生活になじんでもらう狙いもある。昨秋に続いての開催。12日から実施している。

 13日に提供されたメニューは、地元企業「ゆめマート北九州」から提供されたおにぎり2個、学生手作りの卵スープと野菜ジュース。開始から大勢の学生が訪れ2時間ほどで完売する盛況ぶりだった。

 普段、朝食を抜くことが多いという経営情報学科2年の福島和真さん(20)は購入後、「100円でこれだけ食べられるのはうれしい。また利用したい」と歓迎した。

 午前6時から仲間と集まり、スープ作りに取り組んだというプロジェクトリーダーで地域創生学群3年、渡辺由梨さん(21)は「活動の認知度も広がり売れ行きが良い。朝食を習慣にするきっかけになれば」と笑顔を見せた。

 メインメニューは14、16日が障害者就労施設で製造されたパン、15日はおにぎりを予定しており、スープは日替わりとなる。北九大は定期的に開催したい考えで、次回は秋ごろの実施を予定しているという。【橋本勝利】

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