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選挙継続なら「トランプ氏に勝てた」 バイデン氏がテレビ生出演


バイデン前米大統領はテレビインタビューで、2024年の大統領選でトランプ氏が再選した責任を認めた。また、彼自身の認知機能低下の指摘を否定しながらも、「選挙戦を続けていれば勝てた」と述べた。高齢の影響で討論会で精彩を欠き撤退を余儀なくされたが、選挙戦中や撤退後の在職期間の業績を強調した。さらに、ハリス前副大統領の敗北は性別や人種による差別が影響したとの見解を示しつつ、「責任は私にある」とも発言した。

 バイデン前米大統領は8日、ABCテレビの番組に生出演し、トランプ氏が返り咲きを果たした2024年大統領選の結果について「私に責任がある」と認めた。一方で、在任中に「認知機能の低下があった」との指摘には「(その根拠は)何もない」と否定し、選挙戦を継続していればトランプ氏に勝利できたとの認識を示した。

 高齢不安を抱えながら再選を目指したバイデン氏は、トランプ氏と直接対決した昨年6月の討論会で言動に精彩を欠き、党内圧力に屈する形で翌月に撤退を表明した。

 バイデン氏は不法移民や物価高(インフレ)を巡る対策で国民の懸念があったことを認めた上で「私が責任者だった。責任は私にある」と述べた。

 後継候補となったハリス前副大統領の敗北については「がっかりしたが驚かなかった」と述べ、黒人とインド系の両方のルーツを持つ女性候補だったハリス氏に対する人種や性別を巡る差別が敗因だったとの見方を示した。

 撤退の要因になった討論会については「ひどい夜だった」と振り返る一方、選挙戦を継続していればトランプ氏に勝利していたかとの問いには「そうだ」と即答。認知機能や体力に衰えがあったとの見方を否定し、選挙戦撤退後の在任期間中も「かなり良い仕事をしていた」と自賛した。【ワシントン金寿英】

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