
鹿児島市のレコード会社が発売を予告していた歌手の八代亜紀さん(2023年12月に死去)の「フルヌード写真」付きCDについて、同社はホームページ(HP)上で「発売中」と記載を始めた。CDを巡っては「リベンジポルノだ」などとインターネットなどで批判が集まっていた。同社は21日に発売を予告しており、予定通り発売されたとみられる。
レコード会社はHPで「舟唄」や「雨の慕情」など10曲を収録したCDに、八代さんが20代のころに同居していた人物が撮影したとする、八代さんの「ヌード写真2枚」が「お宝」として付いていると説明していた。21日の時点で、それまで発売予定日が記載されていた部分が「発売中」と書き換えられていた。
レコード会社は16日の毎日新聞の電話取材に「取材には応じられない」と回答。21、22両日の電話には応じなかったが、会社はインスタグラムで「(写真の)所有権を有している」と主張し、「発売中止などは行いません」としていた。【平川昌範】