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高知大、60代准教授を懲戒免職 無免許でひき逃げ事故起こす


高知大学は、無免許ひき逃げ事故を起こした60代の女性准教授を懲戒免職とし、飲酒運転をした20代の男性看護師を停職3カ月の懲戒処分としました。女性准教授は無免許状態で車を運転し、バイクと衝突して逃走したため、有罪判決を受けました。看護師は職場の忘年会で飲酒後に運転し、信号交差点で寝てしまい、酒気帯び運転で罰金刑を受けました。高知大学の学長は、被害者とその家族に対し謝罪し、法令順守と倫理意識の強化を表明しました。

 高知大学は21日、無免許でひき逃げ事故を起こし、有罪判決を受けた同大人文社会科学部の60代女性准教授を懲戒免職、飲酒運転で罰金刑を受けた同大医学部付属病院の20代の男性看護師を停職3カ月の懲戒処分にしたとそれぞれ発表した。処分はいずれも同日付。

 高知大によると、女性准教授は2024年10月23日、運転免許が失効していたことを認識しながら乗用車を運転し、高知市内でオートバイと衝突。20代の男性に重傷を負わせたまま逃走した。その後、自動車運転処罰法違反(無免許過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の罪で起訴され、高知地裁から懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。

 男性看護師は24年12月21日、職場の忘年会に参加し、午後7時から翌日午前0時ごろまで飲酒したにもかかわらず、車を運転して帰宅。その際、同市内の信号交差点で停止したまま眠ってしまい、市民からの通報を受けて駆け付けた警察官に酒気帯び運転で検挙された。後日、高知簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。

 受田浩之学長は「被害者やご家族に多大なご迷惑をおかけしたことをおわびします。全職員に対して法令順守の徹底と倫理観の醸成を図り、再発防止と信頼回復に努めます」と謝罪した。【行方一男】

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