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ハッカー集団幹部?ロシア籍4人を逮捕 国際共同捜査で 日本でも被害


タイ警察は、国際的なハッカー集団「8Base」の幹部とされるロシア国籍の男性4人を逮捕した。この逮捕は、米国、ドイツ、フランスなど14カ国が参加する国際共同捜査の一環で行われた。8Baseは、ランサムウェア「Phobos」を使ったサイバー攻撃を行っており、日本国内では2020年以降、約90件の攻撃が確認されている。日本の情報処理会社「イセトー」も被害を受け、取引先の個人情報が漏洩する事態となった。逮捕された4人は米国とスイス当局の要請で拘束され、関連する27のサーバーが閉鎖された。米司法省によると、「Phobos」による攻撃で世界中の1000以上の機関が被害を受け、合計で1600万ドル(約24億円)の身代金が奪われたとされている。

 国際的なハッカー集団「8Base(エイトベース)」の幹部とみられるロシア国籍の男性4人をタイ警察が逮捕した。米独仏など14カ国による国際共同捜査に参加していた警察庁が12日発表した。

 集団は身代金要求型のコンピューターウイルス「ランサムウエア」のうち、「Phobos(フォボス)」の一種を使用。フォボスを使ったサイバー攻撃は国内で2020年以降、行政や医療機関、中小企業などで約90件が確認されているという。

 関係者によると、印刷業務などを請け負う情報処理会社「イセトー」(京都市)も含まれ、取引先の企業や自治体が保有する個人情報の漏えいにつながったという。

 4人の身柄は米国とスイス当局の要請で拘束された。関連する27のサーバーも閉鎖。警察庁は海外の捜査当局から提供された容疑者らの仮想通貨(暗号資産)の流れをサイバー特別捜査部などが分析し、4人のうち2人の特定に貢献した。

 米司法省によると、フォボスは世界で1000以上の機関を攻撃し、身代金として1600万ドル(約24億円)以上を奪ったとされる。【山崎征克】

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