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20日告示された東京都知事選は、午後5時に立候補の届け出が締め切られた。現職、新人の計56人が立候補し、候補者数は前回2020年の22人から大幅に増加して過去最多となった。選挙戦は17日間で、7月7日に投開票される。
「テクノロジーで、誰も取り残さない東京を作る」。自動運転推進や選挙制度改革を掲げたAIエンジニア、安野貴博氏(33)は、JR渋谷駅前で街頭演説した。他の候補者を「政局の話に終始している」と批判。起業や作家活動の経験をアピールして「政局ではなく政策、さらにその先の未来も描く」と意気込み、科学技術分野での新産業創出やデジタル技術を駆使した行政運営を進めるとした。