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著名人の偽広告で3000万円詐取被害 SNSの詐欺増加


 神奈川県警麻生署は12日、川崎市麻生区の80代の無職女性がSNS(ネット交流サービス)を通じて投資話を持ちかけられ、3000万円をだまし取られたと発表した。著名な経済アナリストの男性を名乗る人物が連絡してきたといい、県警は詐欺事件とみて調べる。

 署によると、女性は2月14日、スマートフォンで投資のバナー広告が目に入りアクセス。自動的に無料通信アプリ「LINE(ライン)」に画面が切り替わり、経済アナリストを語る人物から投資を持ちかけられた。

 女性は指示に従い、3日に1回のペースで200万~400万円を振り込んだ。さらにアシスタントという人物から「1億2000万円の利益が出た。手数料として1000万円が必要」などとメッセージが来て、同額を振り込んでしまったという。異変に気付いた金融機関の職員が女性と共に署を訪れ、被害が発覚した。

 著名人の画像や名前を悪用するなどしたSNSによる詐欺は増加傾向にある。2023年に県内では111件、被害額は約16億2000万円に上る。県警の臼井謙犯罪抑止対策室長は「有名人の広告で少しでも不審に思ったら最寄りの警察署に相談してほしい」と話した。【横見知佳】

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