starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ギョーザ店に地元スーパー 宇都宮、中央市場に賑わいエリア整備


 宇都宮市は市中央卸売市場(同市簗瀬町)の再整備計画で、一般消費者向けに新設する「賑わいエリア」について、整備や運営を行う優先交渉権者を大和リース(大阪市)に決定した。地元の事業者が多く出店する計画を提案し「地域経済循環の拡大が期待できる」などと評価された。7月にも着工し、2026年3月のオープンを目指す。

 同エリアは、市場の活性化に向けて食と市民らの新たな交流の拠点施設を設置しようと、22年に整備方針を決定。民設民営方式で、約15万平方メートルの市場敷地のうち、約2万7千平方メートルを貸し出す。

 昨年7月から公募型プロポーザル方式で事業者選考を行い、5グループから応募があり最高評価だった大和リースが選ばれた。

 提案では賑わいエリアを「食の専門店」▽「生活利便」▽「イベント」――の3ゾーンに分けた。「食の専門店」には農産物直売所「あぜみち」、精肉店「ビックミート山久」や鮮魚店のほか、ギョーザ店「宇都宮みんみん」などが並ぶ。「生活利便」には地元スーパー「かましん」が市場の青果物や水産物を販売する。

 「イベント」には芝生広場やカフェを設け、マルシェやグルメイベントを計画。早朝から営業し、市場関係者や市民のニーズへ対応するサービスを提供していく。また、旅行業者とも連携し観光客の誘引も見込む。

 佐藤栄一市長は「市民に親しまれ、経済の拠点になるようなエリアになれば」と話している。【松沢真美】

    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.