starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

県議には「ヤクザも」「コシヒカリしか…」 川勝平太知事の問題発言


 「あちら(静岡県御殿場市)はコシヒカリしかない」「11倍の倍率を通ってくるので、みんなきれい」――。

 これまで度々、発言が問題視されてきた静岡県の川勝平太知事が2日、辞職の意向を明らかにした。過去の主な発言について振り返りたい。

 県によると、川勝知事は1日の静岡県庁の新人職員訓示で、「県庁はシンクタンク。野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、基本的に皆さんは頭脳、知性の高い人たち」などと発言したとして、問題になっていた。

 現在4期目の川勝知事は、過去にも問題発言をしては、後に撤回、謝罪を繰り返してきた。

 2019年12月には、県が構想する施設の整備を巡って県議団らと面談した際に、県議について「ヤクザもいる」「ゴロツキもいる」「反対する人がいたら県議の資格がない」などと発言。後に記者会見で謝罪した。

 21年10月には、参院静岡選挙区補欠選挙の応援演説で、御殿場市について「コシヒカリしかない」などと発言。翌月、臨時県議会で辞職勧告決議案が可決される事態に発展。その後、「来年は生まれ変わると富士山に誓った」と謝罪した。

 さらに同じ年の12月には、同6月の知事選期間中に女性蔑視ともとられかねない発言をしたとの一部報道を受けて謝罪。発言はかつて学長を務めた静岡文化芸術大の学生に関するもので、「(学生の)8割くらい女の子。11倍の倍率を通ってくるので、みんなきれい。顔のきれいな子はあまり賢いことを言わないと、きれいに見えない。ところが全部、きれいに見える」という内容だった。

 これらの過去の発言に関しては、川勝知事自身が23年7月の定例記者会見で、「今度、人様に迷惑をかけることがあれば辞職する」とも述べていた。【菅野蘭】

    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.