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英キャサリン妃、がん公表に「母」の葛藤 子どもへの伝え方を優先


 英国のキャサリン皇太子妃(42)が22日に公表した自身のがんについて、英メディアは23日、同妃が3人の子供たちに伝える際、母親として葛藤していたと伝えた。

 「皇太子妃が(病名を)ずっと非公開にしていた理由は三つある。10歳のジョージ王子、8歳のシャーロット王女、そして5歳のルイ王子だ」。英紙タイムズは王室専門記者の分析としてそう伝えた。

 キャサリン妃が子供たちに伝えた時期は不明だが、公表に踏み切ったのは、子供の学校がイースター(復活祭)の休暇に入る3月下旬のタイミングだった。これについて同紙は、「子供が学校で(同級生らによる)不必要な質問にさらされないため」との見方を示し、同妃は「世界にどう伝えるか」ではなく、「子供にどう伝えるか」を考慮したと報じた。

 キャサリン妃は、22日にX(ツイッター)に投稿した2分15秒の動画で、「適切な方法ですべてを説明するのに時間がかかった」と明かした。この発言を受け、23日の英メディアでは、がんが判明した際の親から子への「伝え方」を考える記事も目立った。

 英紙ガーディアンは王立がん研究所の意見として、「正直に話すことが、子供にとって最善であるケースが多い。適切なタイミングが常にあるわけではないが、隠すのはストレスになる。子供たちは大抵、何かがおかしいと気付く」と伝えた。別の団体は「子供の質問に答えられない場合、『分からない』と言って構わない。『調べてみるから、分かったら教えるよ』と伝えるのがよい」と指摘した。

 キャサリン妃は1月に腹部の手術で入院したが、この時は「本人の希望」で病名が伏せられたため、さまざまな臆測が飛び交った。手術は成功したが、その後の検査でがんが判明。今月22日に自ら公表に踏み切った。【ロンドン篠田航一】

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