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トケマッチ元代表ら2人に旅券返納命令 警察庁は国際手配要請


 腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」を巡り、所有者から預かった時計を無断売却したとして業務上横領容疑で逮捕状が出ている運営会社「ネオリバース」(大阪市中央区)元代表ら2人に対し、外務省は22日、旅券(パスポート)返納命令を出した。外務省は4月12日までに返納するよう命じており、応じない場合はパスポートは失効し、滞在先の国で不法滞在になる可能性がある。

 2人は同社元代表の小湊(本名・福原)敬済(たかずみ)(42)と元社員、永田大輔(38)の両容疑者で、事業の停止とネオリバースの解散を表明した日に日本を出国していた。

 旅券法に基づく措置で、警視庁が両容疑者の逮捕状を取得後、警察庁を通じて外務省に旅券返納命令の発令を要請していた。外務省は22日、旅券返納命令を官報にも掲載。命令は本来、本人に書面で通知された時点で効力が生じるが、海外滞在中などで所在不明の場合などには官報に掲載して20日間経過すれば、本人に通知されたとみなされる。

 両容疑者は出国後、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイへ向かったとみられる。警察庁は国際刑事警察機構(ICPO)に両容疑者の国際手配を要請した。

 トケマッチは所有者から腕時計を預かり、借りたい人にレンタルするサービスだが、ネオリバースは1月31日に会社の解散を公表して事業もストップした。預けた時計が返却されないままとなっている所有者からの被害申告が全国で相次いでおり、警察庁によると、3月8日時点で33都道府県警が業務上横領や詐欺容疑の計173件の被害届を受理している。【林田奈々、遠藤龍、松本惇】

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