岸田文雄首相は11日、第96回米アカデミー賞の長編アニメーション映画賞に「君たちはどう生きるか」(宮崎駿監督)が、視覚効果賞に「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)がそれぞれ選ばれたことについて、「受賞を心からお喜び申し上げ、関係者の努力に深く敬意を表する」とのメッセージを発表した。
受賞2作品は「宮崎監督の持つ自由な想像力や鋭い洞察力、山崎監督の持つ卓越した技術力や表現力に基づいて創作された」とし、「国境や言語を超え多くの人々の共感を呼び、驚きや感動をもたらした」と称賛した。
その上で「政府としては、魅力ある日本文化の世界への発信と、クリエーターの創造活動の支援を一層強化していく」とした。【池田直】