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「自慢の卒業生」「憧れだった」 鳥山明さん母校で別れ惜しむ声


 「ドラゴンボール」「Dr・スランプ」などのヒット作を生んだ漫画家、鳥山明さんの死去を受け、鳥山さんの母校の後輩たちは「憧れだった」と偉大なレジェンドとの別れを惜しんだ。

 鳥山さんは愛知県立一宮起工科高校(同県一宮市)のデザイン科3期生として1974年3月に卒業した。同校玄関には、鳥山さんが卒業生であることを知らせる額が飾ってある。

 デザイン科の鵜飼辰彦教諭(64)によると、鳥山さんは当時、友人と共に漫研同好会(現在の漫画研究部)を立ち上げた。美術部にも所属し、腕を磨いていた。卒業アルバムの漫研同好会のページには、鳥山さんがデザインしたキャラクターが載っている。校内では、鳥山さんの当時の担任の先生が「Dr・スランプ」に登場する発明家、則巻千兵衛のモデルではないかと今も語り継がれているという。

 同校は愛知県内の高校で初めて漫画を学ぶ授業を取り入れ、鳥山さんのほかにも、複数の漫画家を輩出している。鵜飼教諭は「鳥山さんは自慢の卒業生。残念で仕方がない。漫画家を目指す生徒らに講義をしてほしかった」と悼んだ。

 漫画研究部部長でデザイン科2年の森楓馬さん(17)は「世界的漫画家で画力がものすごく目標だった。68歳(の死去)は若すぎる」、鳥山さんが手がけたゲームキャラクターのデザインに感銘して入学したという同科2年で美術部の真野ひなたさん(17)も「ショックが大きい。憧れであり誇りだった。鳥山さんの作品をデザインの参考にしている」と悲しんだ。【川瀬慎一朗】

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