starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

西村氏「還流廃止は安倍氏らと決めた」 国会ドキュメント


 自民党の派閥裏金事件を受け、衆院政治倫理審査会2日目の審査が1日、始まった。高木毅前国対委員長ら自民党安倍派(清和政策研究会)の4議員が出席する。1日は新年度予算案の採決も想定される。国会の動きを時系列で速報する。

9:08 政倫審で西村前経産相の弁明始まる

 安倍派の西村康稔前経済産業相は1日の衆院政治倫理審査会で、安倍派のパーティー券収入の還流に関し「歴代会長と事務職である事務局長との間で長年慣行的に扱ってきたことであり、会長以外の幹部が関与することはなかった」と述べ、事務総長だった自身の関与を否定した。

 還流を巡っては、2022年4月に会長だった安倍晋三元首相が安倍派議員への還流の廃止を派閥幹部に伝えたことを認めた。「(安倍)会長のもとで還付(還流)をやめるという方針を決め、そして幹部で手分けをして所属議員に私自身も電話した。(当時事務総長だった)私の記憶では、安倍会長のもとに当時の幹部が集まって、その方針を決めた。当時会長代理だった塩谷立代理、下村博文代理それから参議院の代表で、確か世耕弘成幹事長が入っていた。事務局長もいたと思う」と述べた。

立憲・山井筆頭理事「裏金疑惑隠し」

8:48 立憲、衆院予算委員長の解任決議案を提出

 立憲民主党は1日、衆院予算委員会の小野寺五典委員長(自民党)の解任決議案を衆院に提出した。小野寺氏が2月29日、2024年度予算案を1日に採決することを職権で決めたのに対し、立憲など野党は1日の採決は認められないと反発していた。

 提出後、立憲の山井和則・衆院予算委筆頭理事は「80時間を一般的とする審議時間に全く満たない69時間の時間で強行採決をするというのは裏金疑惑隠し、幕引き以外の何物でもない。国民に対する裏切りではないか。岸田首相は、真相究明をして、説明責任を果たすというのであれば、この強行採決を撤回すべきだ」と述べた。

8:26 立憲、緊急執行役員会を開く。予算委員長の解任決議案提出を決定

 立憲民主党は1日、国会内で緊急執行役員会を開き、衆院予算委員会の小野寺五典委員長(自民党)の解任決議案を衆院に提出すると決めた。泉健太代表は終了後、「審議時間がまだ十分ではない。さらに予算委を続けてもらいたいと思っているが、自民が予算委の開会を職権で決定するという乱暴な手段に出てきた。委員長の資質が問われる」と決議案提出の理由を説明した。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.