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鉄人28号、ガンダム… 巨大ロボの変遷たどる美術展 神奈川


 独自の進化を遂げてきた日本の「巨大ロボット」文化――。アニメに登場するロボットに焦点を当てた「日本の巨大ロボット群像」が、神奈川県横須賀市の横須賀美術館で開かれている。巨大ロボットの歴史やデザインの変遷を知ることができる。【橋本利昭】

 日本のロボットは、1963年の鉄人28号に始まり、歴史的作品といわれたマジンガーZ(72年)や機動戦士ガンダム(79年)を経て独自の進化と広がりを見せている。同展では60年代~2000年代までに制作された作品タイトル45のデザイン画などの資料約200点を展示している。

 テレビ番組の仮面ライダーやウルトラマンにアニメとして対抗するため、マジンガーZで当時、革新的といわれた主人公が乗った小型マシンがロボットと合体するシーンをデザイン画などで解説したほか、会場床にはガンダムの設定上の身長18メートルの絵を再現。作品にリアリティーを持たせるためにロボットの内部構造を精密に描いた透視図も展示している。

 また、同展では、横須賀市在住で半世紀にわたり第一線で活躍するメカニックデザイナーの宮武一貴さん(74)が90年代の作品を描いた巨大絵画(縦2・6メートル、幅5・8メートル)を初公開。宮武さんは「デザイナーの考え抜かれた努力とアイデアの結果がこの展示会にある」と強調。美術館の担当者は「日本独自ともいえる進化を遂げた巨大ロボットアニメのデザインや歴史などを振り返り、巨大ロボットとは何かを考えてもらえたら」と話している。

 4月7日まで。休館日は3月4日、4月1日。観覧料は一般1300円。

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