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三重の消防職員33人処分 下半身露出など新たな不適切行為も


 三重県松阪地区広域消防組合職員による不祥事が相次いだ問題で、同組合は13日、松本芳昭消防長を減給10分の1(3カ月)にするなど、職員計33人に対し、懲戒や文書訓告の処分を行ったと発表した。外部の弁護士らによる聞き取り調査で、ハラスメントなどの不適切行為10件が新たに発覚し、処分対象者が膨らんだ。

 消防組合は2022年3月~23年2月に起きた職員による窃盗や詐欺などについて検討した。さらに、23年5~11月に実施した外部の調査で、訓練中にミスした部下の太ももを蹴る▽署内で下半身を露出する▽部下に大量の食事を食べさせる――など10件の不適切行為が発覚し、処分対象に含めた。その結果、松本消防長に加え、40代の消防署警防中隊長を減給10分の1(3カ月)、60代の松阪消防本部次長ら4人を減給10分の1(2カ月)、7人を戒告の懲戒処分とした。また、懲戒処分対象者を含む計24人を文書訓告とした。

 同組合は松阪市と多気町、明和町で構成。組合の管理者責任を取る形で、1市2町の首長は23年度の管理者報酬(計8万6000円)の受け取りを辞退する。竹上真人松阪市長は処分について「住民の信頼を回復するための第一歩」と述べ、一連の不祥事について陳謝した。【下村恵美】

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