ガソリン税の一部を軽減する「トリガー条項」の凍結解除に向けた自民、公明、国民民主3党の協議から国民民主が離脱したことを巡り、教育無償化を実現する会の前原誠司代表は8日の記者会見で「(国民民主の)玉木雄一郎代表は何らかのけじめが必要ではないか」と語った。玉木氏はトリガー条項の凍結解除に「政治生命をかける」と語っていた。
前原氏は会見で、与党と連携して政策実現を目指す玉木氏の路線について「今まで自民党にすり寄って、自民党から相手にされなかった。政治の常識からすると非常識だったということだ」とも語った。
昨年9月の国民民主代表選で当時代表代行だった前原氏は玉木氏に敗れた。その後、若手議員と共に国民民主を離党し、同12月に新党を結成している。【安部志帆子】