starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「桐島聡」名乗る男性、親族との関係「矛盾ない」 DNA型鑑定で


 1974~75年の連続企業爆破事件のうちの一つに関与した疑いがあるとして指名手配されている過激派「東アジア反日武装戦線『さそり』」メンバー、桐島聡容疑者(70)とみられる男性について、警視庁公安部がDNA型を桐島容疑者の親族と照合したところ、「親族関係にあることに矛盾はない」との結果だったことが捜査関係者への取材で判明した。末期がんを患っていた男性は1月29日朝、入院先の神奈川県内の病院で死亡した。公安部は桐島容疑者である可能性が高まったとみて、引き続き身元の確認を進める。

 桐島容疑者は75年4月18日夜、東京・銀座のビルにあった韓国産業経済研究所の入り口ドアに手製爆弾1個を仕掛け、翌19日未明に時限装置で爆発させたとして爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されている。

 捜査関係者によると、桐島容疑者とみられる男性は「内田洋(うちだひろし)」と名乗り、数十年前から神奈川県藤沢市内の工務店に住み込みで勤めていた。約1年前にがんと告知されたが、本格的な治療は受けていなかったとみられる。

 最近になって体調が悪化し、同僚に付き添われて2024年1月に神奈川県鎌倉市内の病院に入院した。病院でも「内田洋」を名乗ったが、25日に桐島容疑者本人と認める話を病院関係者にした。通報を受けた神奈川県警が警視庁に連絡し、公安部が身元の確認を進めていた。【木下翔太郎】

    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.