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藤井王将と菅井八段の対局の地で、子ども王将戦 32人熱戦


 第73期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社、日本将棋連盟主催)の第2局が20日、佐賀県上峰町の創作料理店「大幸園」で始まった。開幕に合わせ、上峰町民センターで「第5回子ども王将戦」が開かれ、県内外の小学生32人が熱戦を繰り広げた。

 子ども王将戦は2019年から始まった。20年は新型コロナウイルスの感染拡大で中止となり、今回で5回目。くじ引きによるトーナメント方式での対戦で、審判長を務める豊川孝弘七段の合図で対局がスタートすると、会場には小気味よい駒音が響いた。

 初参加で優勝した福岡県柳川市立矢留小6年の松藤暖人さん(11)は「優勝できてうれしかったけれど、まだまだ足りないところがあった。いろいろな手筋とか勉強になったし、もっと対局して強くなれればと思う」と喜びを語った。

 また、敗れた子供たちには豊川七段と県初のプロ棋士、武富礼衣女流初段による指導対局もあった。豊川七段の指導を受けた佐賀市立本庄小3年、田中誠尽さん(9)は「(プロ棋士は)4人まとめて一気に打てるのがすごい。サンタさんから将棋の本をプレゼントされて学んでいるが、もっと勉強になった」と話した。

 王将戦2日目の21日は午前9時に対局が再開される。上峰町民センターでは豊川七段と武富女流初段による大盤解説会も開かれる。【斎藤毅】

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