自民党安倍派(清和政策研究会)は19日、派閥を解散する方針を固めた。派閥幹部が明らかにした。
安倍派は衆参98人が所属する党内最大派閥。安倍晋三元首相が2022年7月に銃撃事件で死去した後も会長を置かず、座長を務める塩谷立元文部科学相と、「5人衆」と呼ばれる西村康稔前経済産業相、萩生田光一前党政調会長、松野博一前官房長官、世耕弘成前党参院幹事長、高木毅前党国対委員長らが中心となって派閥運営を続けてきた。
政治資金パーティーを巡る事件では、所属議員から逮捕者を出し、19日には安倍派の会計責任者が政治資金規正法違反で在宅起訴されていた。