「雪の華」も 音楽に合わせLED60万色に変化 音と光のファンタジア

　色鮮やかな明かりが音楽に合わせて山形の冬の夜空を照らす「やまがた音と光のファンタジア」が開催されている。来年1月8日まで毎日午後5～10時、山形県寒河江市の最上川ふるさと総合公園をメイン会場に、同市と朝日、大江、河北、西川の各町内計6カ所の道の駅などで実施される。

　山形自動車道の寒河江サービスエリアに隣接するメイン会場では、高さ約10メートルのハイタワーやメインツリー、チョウやハートなどを模したフォトスポットにちりばめられたLED照明が、10分置きに流れる中島美嘉さんの「雪の華」、同県出身の朝倉さやさんが歌う「最上川舟歌」に合わせて約60万色に変化。訪れた人たちの耳と目を楽しませている。

　期間中最後の日曜日の1月7日午後7時から約30分間は、最上川河畔で「冬花火」が打ち上がり、音楽とイルミネーションの同調にアクセントが加わる。

　寒河江市内にある国史跡「本山慈恩寺」の周辺では、31日午後11時40分ごろから約20分間、大みそか花火大会「雪月華」で約650発の花火を打ち上げる（悪天候の場合延期）。【熊田明裕】