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崩れたクリスマスケーキ、高島屋「原因の特定は不可能」 会見で陳謝


 百貨店大手の高島屋がオンライン販売した一部のクリスマスケーキが崩れた状態で届いた問題で、高島屋は27日、記者会見を開き、「原因の特定は不可能と判断した」と発表した。「責任は全て弊社にある」として改めて陳謝した。

 高島屋の横山和久専務は会見の冒頭で「多くのお客様の期待を裏切り、多くの消費者のみなさまにご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 高島屋から委託を受けた菓子メーカー「ウィンズ・アーク」(埼玉県羽生市)がケーキを製造・梱包(こんぽう)。ヤマト運輸が冷凍状態で配達し、一部が崩れた状態で購入者に届いた。SNS(ネット交流サービス)では「届いたらぐちゃぐちゃ」などの声が複数上がっていた。

 高島屋が原因を調査したところ、製造委託先での冷凍保管中の温度管理などは適切で、事前の凍結試験やサンプル検査で問題はなかったという。集荷して全国の仕分け場所に届けた段階でも規定の温度で管理されていたという。

 同社は「明確な原因は特定できなかったが、商品の製造から配送を含め、お客様のお手元に商品をお届けするまでが弊社の責任」として、管理体制を改善する考えを表明した。

 問題があったケーキは「<レ・サンス> ストロベリーフリルショートケーキ」(税込み5400円)。高島屋が9月20日~12月9日にオンラインストアで注文を受け付け、約2900個を販売した。

 確認できた破損件数は807件(26日時点)で、これまでに苦情や問い合わせは約1200件寄せられたという。【松山文音、町野幸】

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