入浴中の17歳を録画 北九州市教委、小学校教諭を懲戒免職

　北九州市教育委員会は22日、未成年女性の裸を録画・保存したなどとして松ケ江南小の岡田拓己教諭（25）を、知人女性にわいせつ行為をしたとして八幡西区の市立小に勤める30代男性教諭を、それぞれ同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

　市教委によると、岡田教諭は8月9日、入浴中の女性（当時17歳）とのビデオ通話を携帯電話に録画・保存。同11～12日にはその女性とホテルに泊まったという。9月に強制わいせつ容疑で逮捕され不起訴処分となったが、11月7日に児童売春・児童ポルノ禁止法違反の疑いなどで略式起訴され、同17日に罰金50万円の略式命令を受けた。

　30代の男性教諭は11月、路上で知人女性の胸を服の上から触り、女性宅でも複数回、体を触るなどした。市教委は「学校現場と一丸となって児童生徒性暴力、性加害の根絶に取り組む」としている。【日向米華】