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イブのサンタの「現在位置」教えます 米カナダの軍人が追跡作戦


 米国とカナダの防空を担う北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)はクリスマスイブの24日、1955年から続く伝統の任務「サンタクロース追跡作戦」に着手する。両国の軍人ら1200人以上が、トナカイのそりで駆け回るサンタの「現在位置」について、世界中からの電話(+1-877-446-6723)による問い合わせに対応。特設ウェブサイト(https://www.noradsanta.org/)でも情報提供する。

 電話窓口は日本時間24日午後8時に開設される。ウェブサイトでの追跡情報の提供は同午後6時からで、英語、日本語、韓国語など9カ国語に対応。クリスマスにちなんだゲームや、サンタの由来といった情報も用意されている。NORADによると、2022年には約7万3500件の電話での問い合わせに対応した。

 「追跡作戦」は一本の間違い電話がきっかけで始まった。55年に米国の百貨店が「電話してね」とのサンタのメッセージと電話番号を載せた広告を出したが、誤ってNORADの前身組織の番号を掲載。実際に子供から「サンタさんですか」と電話がかかってきた。その話にヒントを得て、米軍がクリスマスイブの「サンタ追跡作戦」を考案し、恒例行事となった。

 最初の間違い電話を巡っては、報道や関係者の証言が食い違いがある。「クリスマスイブにかかってきた」「いや、11月末だった」「電話を受けた大佐がサンタのフリをした」「大佐はいたずら電話だと思って怒っていた」など諸説あり、エピソード自体が「伝説化」している。【ワシントン秋山信一】

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