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将棋の第13期女流王座戦五番勝負(リコー主催)の第4局が11日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、里見香奈女流王座(31)が挑戦者の加藤桃子女流四段(28)に142手で勝ち、3勝1敗で防衛、3連覇を果たした。女流王座は通算7期目。前期に続いて挑戦した加藤女流四段の8期ぶりの復位はならなかった。
年明けに女流5冠だった里見女流王座は、白玲を失ったが、清麗、女流王座、女流王位、倉敷藤花は防衛し、4冠で今年のタイトル戦を終えた。女流8タイトルの残りの四つは西山朋佳白玲(28)が保有している。
里見女流王座は終局後、「(敗れた)前局はふがいない将棋だった。勝負どころで間違えることが多く、課題の残るシリーズだった」と謙虚に五番勝負を振り返った。【丸山進】