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池田大作氏死去「精神的な支柱、失った」 創価学会関係者ら追悼


 宗教法人「創価学会」の名誉会長、池田大作氏が15日に亡くなり、学会や公明党の関係者からは「精神的な支柱を失った」「父親に近い存在だった」などと悼む声が上がった。

 創価学会が池田氏の死去を発表した18日は、学会の創立記念日だった。本部があるJR信濃町駅(東京都新宿区)周辺では、行事に参加する学会員の姿があった。青森県五所川原市の会社経営の女性(64)は「悲しい。親であり師匠のような人だった」。宇都宮市の男性(83)は「私の人生をまともな道に導いてくれた」としのんだ。韓国南部・釜山から、10代の子供2人を連れて行事に参加していた女性(43)は「人生のメンター(助言者)のような人で、訃報に驚いている」と言葉少なだった。

 創価学会を支持母体に持つ公明党の古参党員は「このような日が来ることは頭ではわかっていたが、実際にそうなると、精神的な支柱を失って、大きなショックを受けている。全ての力が抜けた感じだ。とにかく非常に残念だ」と話した。

 池田氏が創立した創価大学を卒業した関西地方の学会の男性幹部は「何度も大学などで話を聴いてきた。組織のリーダー的存在というよりも、父親に近い位置づけだった」と語った。

 学会は選挙支援の強さなどから関西の組織を「常勝関西」とも呼んでいるが、「特に大阪の学会員は(池田氏に)直接、何度も声をかけてもらい励まされてきた。『常勝関西』の礎を作られたような存在で、精神的な部分への影響は大きい」と話す。一方、学会の今後については2010年以降、原田稔会長が中心となって組織運営をしており「大きな混乱は起きないのではないか」と話した。【岡崎大輔、白川徹】

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