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「日本にインパクトを」 最年少女性市長の33歳 初当選で抱負


 前市長の辞職に伴う京都府八幡市長選が12日、投開票され、無所属新人の元京都市職員、川田翔子氏(33)=自民、立憲民主、公明各党推薦=が初当選を果たした。全国市長会によると、女性市長としては全国史上最年少となる。

 1万516票を獲得し、日本維新の会公認の元府議、尾形賢氏(43)と、無所属で共産党推薦の元市議、亀田優子氏(62)の新人2人を破った。尾形氏は8334票、亀田氏は5878票だった。投票率は43・67%で、過去最低だった前回(2020年)を14・03ポイント上回った。

 川田氏は奈良市出身。京都大卒業後、京都市に入庁し、生活保護のケースワーカーなどを担当。22年に退職し、山東昭子参院議員(自民)の秘書を務めた。堀口文昭・前八幡市長が任期途中の23年10月末に辞職し、後継指名を受けて出馬した。

 当選を決めた川田氏は「子育て世代の女性がまちづくりの権限を持つことは、日本にとってインパクトがある。全ての世代が寄り添う優しいまちづくりを、成長による財源で進めたい」と抱負を語った。これまでの最年少女性市長は、36歳で当選した内藤佐和子・徳島市長だった。

 維新は大阪府外では初の公認市長誕生を狙い、元自民党京都府議の尾形氏を擁立。川田氏への3党相乗り推薦を「なれ合いの政治」と批判し、共同代表の吉村洋文・大阪府知事らも現地に応援に入ったが、敗れた。

 13日の報道陣の取材に対し、吉村氏は「あと一歩及ばなかったのは、党としての力不足。負けは負けだが、自民、公明、立憲の談合政治のやり方は絶対違うと思う」と話し、任期満了に伴う24年2月の京都市長選に向けて、公認候補の選定を進める考えを示した。【鈴木健太郎】

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