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硫黄島新島は陸地 気象庁と国土地理院が認める 長さ3倍に


 小笠原諸島・硫黄島の沖合約1キロでの噴火に伴う新島について、気象庁と国土地理院は9日の毎月の地震・火山に関する定例記者会見で、陸地であると認めた。大きさは最大で南北に約300メートルあり、毎日新聞社機が空撮した10月30日(長さ約100メートル)から3倍になった。

 気象庁によると、当初は海面から噴火していたが、噴石が周辺にたまったことで、現在は陸地部分からの噴火になった。噴出物を伴う噴火は減っているが、9日も白い噴煙を上げている。

 一方、新島は波の浸食を受けて形が日々変化している。今後も陸地が存続するかどうかについて、気象庁の担当者は「現在のように噴石だけの噴火の場合は波に浸食されて長く残りにくいが、溶岩が出てくる噴火に変われば、しばらく残る可能性はある」と説明した。

 気象庁は、伊豆諸島の鳥島近海で10月下旬に採取した軽石が「最近の火山活動で生産されたと考えられる」と発表した。10月上旬の鳥島近海を震源とする地震による津波との関連性については不明としている。【山口智】

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