女子高生を縛りわいせつ画像撮影疑い、小学校用務員を逮捕 大阪府警

　ホテルで女子高生を縛ってわいせつな画像を撮影し、現金を奪ったなどとして、大阪府警は8日、東大阪市立小学校の用務員、後藤真洋容疑者（57）＝同市森河内西1＝を性的姿態撮影処罰法違反（撮影）や強盗などの疑いで逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。

　逮捕容疑は大阪市内のホテルで11月上旬、SNS（ネット交流サービス）で知り合った高校3年の女子生徒（17）の手足を結束バンドで縛ってわいせつな画像を撮影。「また会ってくれなければ学校や親に写真をばらまく」などと脅した上、ホテルで過ごした対価として手渡した現金4万円を奪い返したとされる。

　捜査1課によると、後藤容疑者の乗っていた車のナンバーを女子生徒が覚えていたことや、ホテルの防犯カメラ映像などから容疑者が浮上したという。

　女子生徒が被害に遭ったのと同じ日、20代女性も同様の被害を受けたと訴えており、府警が関連を調べている。【洪玟香】