starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ハロウィーン何する? 「テーマパークへ」急増、渋谷「来ないで」


 「新型コロナウイルスが5類になり派手にやりたい」「イベント開催中のテーマパークに行く予定」――今月末、久しぶりに活気のあるハロウィーンが戻ってきそうだ。調査会社インテージ(東京都千代田区)によると、今年のハロウィーンにかける平均予算はコロナ禍(2021年)比1・4倍の5620円で、コロナ前(19年、5980円)近くの水準まで回復するという。

 インテージは15~79歳の男女5000人を対象に、ハロウィーンの過ごし方などについて、コロナ禍前後を比較して調査した。

 コロナ禍では入場制限などから6・9%まで落ち込んだ「イベント開催中のテーマパークへ行く」は、今年は16・4%と急増し、コロナ前を上回った。また、ハロウィーン限定商品を買う(39・6%)▽ハロウィーンにちなんだ料理(24・4%)▽自分や子ども、ペットが仮装(19%)――もコロナ前と同程度かそれ以上となった。

 一方で、コロナ前と比べ減少が目立ったのが「お菓子を配る・もらう」(26・4%)。「トリック・オア・トリート」と言いながらお菓子をもらい歩くのがハロウィーンの醍醐味(だいごみ)だが、インテージは「感染予防対策、人との付き合い方の見直しといった、数年に及ぶコロナ禍で定着した行動の影響」と指摘する。

渋谷、群衆事故を警戒

 今年注目されているのが、例年、多くの仮装した人でごった返す渋谷区の対応だ。長谷部健区長は9月の記者会見で、昨年あった韓国の群衆雪崩事故に触れ「ハロウィーンを目的に渋谷駅周辺に来ないでほしい」と警戒。今月16日にはJR渋谷駅前に「渋谷はハロウィーンイベントの会場ではありません」と大きく記した看板を設置した。短文投稿サイトX(ツイッター)で3カ国語で注意を促し、条例で期間中の公共の場での飲酒を禁止するなど厳戒態勢で臨む。

 インテージの調査では「繁華街に繰り出す」(9・2%)はコロナ前の水準をやや上回っている。コロナ禍を経ても安全に楽しめる季節イベントとして定着するには、改めてマナーやルールを意識する必要がありそうだ。【嶋田夕子】

    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.