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強制性交罪などで元県警警部に懲役13年の実刑判決 千葉地裁


 警察官だった2014~22年に計6件の性的暴行や盗撮などをしたとして、強制性交や住居侵入などの罪に問われた元県警警部の岡田誠被告(46)=懲戒免職処分=に対し、千葉地裁は27日、懲役13年(求刑・懲役17年)の判決を言い渡した。

 品川しのぶ裁判長は「身勝手な欲求から犯行を繰り返した。厳しく非難されなければいけない」と指摘した上で、現役警察官の犯行に「法の順守が社会から強く期待される立場にありながら、期待を裏切って重大犯罪に及び、社会に与えた影響は大きい」とした。

 性的暴行に対しては「強い恐怖の下、なすすべもなく、性的行為を次々と強いられた。精神的苦痛の大きさは計り知れない」と批判し、「(岡田被告は弁償金を支払ったとはいえ)被害は回復していない。量刑で考慮できる程度は限られる」と説明した。

 判決によると、岡田被告は14~17年、女性3人の自宅に侵入して性的暴行を加えた。また、22年6~8月には住宅に侵入するなどして別の女性3人の裸や下着姿を盗撮した。

 県警捜査4課の課長補佐だった昨年8月、県迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で現行犯逮捕されたことから一連の犯行が発覚した。弁護側は懲役10年が相当としていた。

 この日、岡田被告は短髪にマスクと眼鏡を着け、黒色のスーツ姿で出廷。終始、険しい表情を浮かべていた。【林帆南、近森歌音】

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